自閉症児の【愛着行動】の問題

赤ちゃんを出産して
その自然な表情やしぐさで

守ってあげたい

ってお母さんは自然と思えますよね

 

3時間間隔の授乳
オムツを1日10回以上交換して
真夏はあせも対策に沐浴を2,3回して
たそがれ泣きや夜泣き
眠りにつけなくてぐずる赤ちゃんを抱っこし続けて
腕が腱鞘炎になったり…

 

慣れない赤ちゃん育児に苦労があっても
赤ちゃんが微笑みを返してくれたら
それだけでしんどさが報われますよね

 

そんな赤ちゃん時代はたったの1年間

息子の0歳から1才
振り返れば発達障がいの兆しがありました

でも、初めての子育てだったから
おかしいなんて思いませんでした

ただ、子育てセンターで出会う
ほほえましいやりとりをしている親子をみていて
私と息子にはない関係性を
羨ましくも思っていたし

私は子供が苦手な性格だから
子育てへの苦手意識があるから
息子は答えてくれないのかな
とも思っていました

子供が自然と親へ発する 【愛着行動】 というものがあります
愛着行動を子供が起こしてくれるから
お母さんはどんなに大変な子育てでも
子供を愛して頑張れるんです

自閉症スペクトラムを持つ子供には
その 【愛着】 反応は薄くて
次第に子供をかわいいと思えなくなってしまうお母さんもいるようです

ある意味、私は子供が苦手だったから
息子からの反応が薄くても
“そんなものかな?”
って考えだったことが幸いなことでもありました

ものすごく子供が好きなお母さんや
苦労して子供を授かったお母さんにとって
【愛着行動】のない子育ては
やりがいの無さや、むなしさ、寂しさを感じる育児だろうな
と、想像してしまいます

 

このブログは、息子の0歳から歩き始めるまでの
エピソードをお話します

 

  1. 呼びかけに反応しない
  2. 抱っこを求めない
  3. 後追いがない
  4. 困ったときに母親を求めない
  5. 意思疎通している感じがない
  6. 放っておいても平気
  7. 大丈夫です!子供の感情も少しずつ成長します

1 呼びかけに反応しない

子供の名前を呼ぶと、
いつの間にか振り向くようになって
呼ぶとママの方へハイハイして近よってきて
「ハーイ」とお返事したりするようになりますね

全くありませんでした

療育園で訓練することで
“自分が呼ばれている”
事が分かるようになりましたが
小学生になった今でも、反応しなかったり
反応まで時間がかかる事があります

耳は聞こえているけれど、特性が邪魔をしているんだなと
思います

療育や訓練や手立ての方法さえ正しくすれば、改善しますよ!

2 抱っこを求めない

赤ちゃんは6か月ぐらいになると
親に抱っこをしてほしい時手を差し伸べます

息子はその行動がありませんでした

親が「抱っこしてあげよう!おいで」
と手を出しても無反応な息子

でも、そんなものだと思っていましたし
私は子供を必要以上抱っこしたくない性格だったので
全く気にしていませんでした

 

それに、抱っこをした時の抱きにくさの
違和感をずっと感じていました

なんだか抱きにくいのです……

これは、子供からの抱き返しが無いからでした

ふにゃふにゃしていて
親が両手で抱っこしていないと落としてしまいそうになるんです

だから、他の親子を見ていて
片手でひょいっと抱っこするお母さんの様子が不思議だったし
パパの肩車をすると落ちてしまいそうでヒヤヒヤしていました

これは、第二子を育てていた時に理由が分かりました
子供が抱き返しをしてくれると抱っこにフィット感がうまれます
子供自身が落ちない対策をしてくれるんです

それにね、抱き返しがあると
お互いぎゅ~っとすることで
おや子の親密度が増す気持ちになります

これは、抱き返しのない子供にぎゅ~っとするのと全く違う感覚だな!
と実感しました

3 後追いがない

ふつう、お母さんの姿が見えなくなると小さな子供は
お母さんを探して泣きますよね

トイレへ行くだけでも子供は一生懸命ついて来ますよね

……それが無いんです

でも、初めての子供だったから
“この子は早く自立できそうだな、ラクでいいわ”

としか思っていませんでした

 

後追いが無いし、親がいなくても泣かない
親が部屋に居なくなったことに気が付かない
部屋にいない親を探す行動をしない…

おじいちゃんおばあちゃんへ子供を預ける時には助かりましたが
親を探せないというのは後々困りました

4 困ったときに母親を求めない

ふつう、子供は自分の欲求を求める時にアピールしますね

例えば

おやつの箱を開けられないとき
おもちゃを棚から出してほしい
靴を履けない

そんな時、「ママ――!!」と呼びさえすればいいのに

 

じーーーっとしている

カンシャクを起こす

パニックになる

ので、親は何が何だか分からないんです

困っていることを伝えられない
困っていること自体が分かっていない
という事もあります

この
困っている事を自分で理解して人に伝える能力は、
生きて行くうえで必要な能力です

今でも普段の生活や療育を通して
色んな出来事に対して練習訓練しています

5 意思疎通している実感がない

“お母さんと子供が同じ絵本を見て楽しみを共感する”

そんな当たり前の風景を子育てセンターで目にしてきました

息子とは、そんな風に何かを共通で見る
という楽しみはできませんでした

 

息子が遊んでいる様子を私が横で見ているだけです

話しかけても返答は有りませんから
一方通行のやりとりです

そもそも、お互いの視線が合いづらいですし

息子が何を見ているのか?視線の先が分からない事も多々ありました

 

人が指をさしている物を他人がみる

【三項関係】と言います

この関係性が成立することで
お互いの気持ちを共有することができるのですって

おや子で同じおもちゃを見る
おや子で同じ絵本を見る

これができるようになったのは4歳になる頃だったように思います

6 放っておいても平気

ほったらかし という意味ではありません!

 

ふつう、子供は1才過ぎてくると

「ママみて~」「これ取って」「あれが欲しい」
「こっちに来て」のようなアピールがでてきますよね

それがないんです

アピールがないから、親が子供の遊び相手にならなくても
過ごせるんです

 

親からおもちゃを見せて関わろうとしても
興味を示しませんし
放っておいても一人で単調な遊びを1時間2時間やり続けるんです
又は、ぼーーーっとしています

 

この頃はアクションが無い事の違和感より、
遊びの幅が広がらない事や
とにかく外へでて行きたがることに困っていました

きっと、自宅での過ごし方が分からなくて
外の大きな刺激が息子にとっての遊びだったのでしょう

外へ出かけると
勝手にどこかへいってしまうので、
放っておいても平気では全くありませんでした

大丈夫です!子供の感情も少しずつ成長します

愛着行動にはその他色々ありますよ

抱っこすると沿って嫌がる

泣いている・笑っているなど人の気持ちを共感できない

親の目をぬすんでするような子供らしいイタズラをしない
(本気でいらんことをする)

 

自然な形での赤ちゃんらしさ、子供らしさがなくて
反応が薄かったり反応がなかったり
何を考えているのか分からないから
一生懸命育児をしてもむなしくなるんですよね

 

「好き」ってこんなきもち
「楽しい」ってこんなこと
って、教えるしかないんです

少しずつトレーニングすることで
理解していくようになります

周りの子供たちが反抗期を迎える頃に
我が子はまだピュアな心のまま
ママ大好きって気持ちを
表現してくれることだってあります

私の息子も私の事を
“僕の大切な人”と理解しています

私はそれで充分です

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