障がい児のトイレトレーニング~外出先のトイレ練習方法と親の意識~

療育子育て

自閉症スペクトラムを持つ息子のパンツトレーニング中に起こった外出先でのトラブルエピソードや
子どもの成長に伴って意識しておきたい事についてまとめています

 

外出時のトラブルあれこれ

外出時の持ち物

公園で遊んでいて、いつの間にかおしっこを漏らしていた時の事です

「あ・・・おしっこ漏らしてるよ・・・
あ~~~そのまま滑り台に行っちゃうよ・・・やばいやばい

早く着替えるか、連れて帰らないといけないけど
楽しく遊んでることを切り上げてくれるかな・・・」

そんな緊張感をココロの中で抱える母・・・

楽しく遊んでいる時に「帰るよ」と言っても聞き入れる訳がないし
(気持ちが切り替えられない)
汚れているから着替えないといけないんだよと伝えても “汚れているから着替える” 理由が分からない

外出先では楽しい時間を終わる事の方が嫌!な気持ちが強いので、漏らしてしまったからといってもすぐに帰宅できるわけじゃないんですよね~…

 

この失敗を経験してから、たとえ近所の公園へちょっと遊びに行くだけでも、衣服の着替えと掃除ができるように雑巾やウェットティッシュ、洗い流せるようにペットボトルの水も持ち歩くようにしました

「犬の散歩と一緒やん・・・・」と思ったものです

 

失敗しても叱らない

外出先では “どのくらい前に 相手へトイレと伝えたら間に合うのか?”なんて子供は分からないです

だから、「トイレ」と伝えられるようになってからでも、もう漏れる直前に慌てた様子で教えてくれるのでトイレへ間に合わないことが多発するんですよね~~~

スーパーで買い物中に失敗した事ありますよ・・・店員を呼んで掃除をしてもらいました

レジの行列に並んでいる最中に「トイレ…」と言われたこともあります
商品を持ったままトイレへは駈け込めないから、お店の隅にカゴを置いて、トイレへ直行することもありました

 

車で外出する車内、急に「トイレ」と言い始めると、あわててコンビニを探したり
高速道路の場合、次のパーキングまで時間がかかる時は、「もうパンツにしてもいいよ…」と、諦めたものです

気を付けたいのは
「なんで漏らすのーーー!!」「もっと早く言ってよーーー!!」と、口に出して言わない事!

叱らずに落ち着いて ⓵子供にはできていることを認める声掛け

⇒「トイレって教えてくれたね。その調子で教えてね」と伝えて

⓶次からどうしたらいいのかを伝える

⇒「トイレの場所は遠くて、直ぐにはいけない時もあるから、もう少し早く教えてくれたら失敗なくできていたよね」

その繰り返しと経験で、子供は少しずつ “どのくらい前に伝えたらいい?” “自分はどのくらい我慢できる?” が身についてきます

 

トイレマークや使い方を教える

自宅のトイレへは行けたとしても、外出時のトイレは苦手という子供もいます
外出時のトイレへも、場に慣れる・トイレの使い方を知るための練習が必要です

・和式トイレ
・洋式トイレ
・男の子トイレ
・手洗い場やハンドドライヤー など

外出先のトイレ練習は、身近でよく行くお店から練習を始めました

【トイレのマーク】女子・男子トイレマークの【色の違い】を教えたり
お母さんと一緒に女子トイレへついて行くときには
「小学生になったらできるだけ男の子トイレを使うんだよ」と “いつまでも女子トイレを使えない事” も伝えながら練習しました

 

← こういうオシャレなマークは練習初心者には難しい…(-_-;)

 

 

 

女性用のトイレに、男の子用の便器が設置してある所もあるので、尿をした後に“水を流す”手順を教えたり
座るタイプの便器の場合の【流す】ボタンを教える事も大切ですね

最近のお洒落な洋式トイレはボタンが多すぎたり、デザイン化されていて【流す】ボタンが分かり辛いですよね…
あれって、年配の方や文字の読めない子供には困りものです

娘はひらがなの『す』を頼りにボタンを探していました

 

最近は多目的トイレも増えているのでそちらも良く使っていました

 

男の子のトイレ練習は年齢が小さい間にする

男の子の場合は、外出時のトイレでお母さんと一緒に女子トイレへ入れる年齢には限りがあるので、それまでにはトイトレを完了させたいですよね

6歳の息子を女子トイレへ連れて行った時、小学校高学年くらいの女の子が私たち親子を見て「えっ!」と一言驚いた様子の声を出しました

それ以上何も言いませんでしたが、多感に思う年齢の女の子にしたら、そこそこ大きな男の子が女子トイレへ入る事って嫌だと思う人もいるんだと気付いた出来事でした

 

別に、悪いことをしているわけじゃないし、親の私も着いていることだから気にしなければいいことなのですが、やはり息子が小学生になったらできるだけ男子トイレを使えるように練習を進めないといけないよな…と気づいた出来事でした

外出時の衣服の着替えに気を付ける

子どもが幼い頃は、女子トイレやおむつ交換室で汚れた衣服を着替えさせていました

でも、子どもの年齢が上がってくると、オムツ交換室で大きな子供がパンツやオムツを交換している姿をさらすことが嫌だな~と私が思うようになったり

女子トイレで着替えさせている時に、小・中学生くらいの女の子がトイレへ入って来て、5・6歳の息子のおちんちんを出して着替えている様子を見られてしまうのは、息子にとっても相手にとっても、もう限界の年齢だな…という気配りもありました

 

車に行って着替える・女子トイレでオムツ交換台のある個室が大きいトイレを使う・多目的トイレがあればそこで着替える・公園では木影を探すなど

多感な女の子の目に気を付けて着替えさせていました

子供が自分でトイレができるようになるために意識したいこと

子供が自分で着脱しやすいズボンをはかせる

息子は手先の不器用さがあるために、ウエストゴムが柔らかいズボンをはかせていました

自分で着脱がしやすいからです

トイレで頻繁にズボンをずらす作業が発生するので、ゴムが強めだとそれだけでストレスがかかりますし、おしゃれな前ホックのズボンなんて言語道断です(~_~;)

 

失敗談をひとつ・・・

プールへ遊びに行った時に、水着の腰紐が自分でほどけなくてトイレに間に合わなかった事件です

水着のゴムの強度だけでは泳いでいる最中に水着がずれてくるので、腰ひもを結んで履いていました

便をもよおしたので、慌ててトイレへ行った息子ですが、ウエスト部分の紐が絡まってしまってほどけなくなり、水着を脱ぐことができなくて失敗してしまいました

とんだ紐トラップ!!

ちょうちょ結びができない、どうほどけばいいのか分からないために起きた失敗でした(=_=)

 

男の子が意識したいこと

幼稚園の頃は、おしっこをする時にズボンを汚してしまわないように、ズボンをずらしてさせていましたが、この事について療育先で重要な指導を受けました

『本来、男の子が立って尿をする時は、ズボンの前だけをずらすんです
おしりを丸出しにして尿をしません

だから、大きくなるまでに、学校や外出先で恥ずかしい思いをしないように
ズボンの前だけをずらして尿をするように教えて行きましょう

という指導でした
そういう事って、女の母には分からないことですよね~

 

そこで、トイレトレーニングがスムーズに進むようになってからは、ズボンの前だけをずらしておしっこをするんだよと絵カードを使って説明していきました

当時、大人気だった「妖怪ウォッチ」のワカメ君というキャラクターが大好きだったので
そのキャラクターで説明しました

また、男子トイレでお友達のしている様子を見てマネるようにも伝えていました(我が家は日中お父さんがいないので、見本相手がいません)

あまりしつこく「トイレトイレ」と言いすぎない方がいい

2つのエピソードがあります

【医者に相談した時】

「トイレトレーニングの時、お母さんは子供に“おしっこ出ない?”と聞ていることが多いですが、“ない?”質問したら出ないというに決まっているよ。だって、“今”は出ないんだもの

でも、5分後には出るかもしれない。そんなものです。」

どちらかというと、「“おしっこある?”と質問しましょう」 と教えて頂きました

 

【妹が気にしすぎるようになってしまったこと】

長男と2歳違いの妹と二人同時にトイレトレーニングをしていました

長男には、しくこく「トイレない?」「30分ほどトイレがない所へ行くよ」など、しつこく確認をしていました

すると、妹の方がトイレへの感覚が不安になったのか、トイレへ頻繁に行くようになりました

私は一人で子供を2人連れて外出することが多かったので、娘がトイレへ行くためには、長男にもトイレへついてきてもらわないといけないのですが、これまた長男を説得して気持ちを切り替えてもらわないといけません

ついてきてもらうにも苦労するし、その場にいる約束を守らせることも不可能です

だから私は娘のトイレへ着いて行くことが更に負担になってしまったし、頻繁に行くというと「さっきも出たから大丈夫よ。」と怒り口調でイライラしていました

 

そんな娘も、小学生になる頃には “トイレへ間に合わないかもしれない不安” はなくなっていましたが、いらぬ負担をかけてしまったな~と後から反省したものです

 


自閉症の兄と2才年下の妹同時にトイレトレーニングをしていた時期はトイレトラブル多発で体もココロも疲れる日々でした

それでも、小学生になる頃には失敗数も激減し、小学3年生の時には完全に失敗がなくなりました

その時の苦労も今となっては笑い話だったり、子育て思い出として私の記憶に残しています(*^-^*)

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