自閉症の息子を地域の幼稚園へ通わせて得たもの

自閉症の息子を地域の幼稚園へ通わせて得たもの

 

障がいをもつ子供の就園を迎えるお母さんへ。

 

療育施設から地域の幼稚園へ入園する時
幼稚園で、新しいお友達との出会いにウキウキするよりも
我が子が定型発達の子供たちの中でより良く幼稚園生活を送ることができるのか
不安な気持ちの方が強くなりますね

あなたの子供の幼稚園生活が、良い思い出の多い生活を送れますように

私が息子を幼稚園へ通っていた時にしていたことや、実際の出来事にたいしてどう受け止めてきたのかをまとめています

長い文章なので、興味のある方のみお読みください

※幼稚園の制度は公立・私立・地域によって違います
あくまで、私の息子が通っていた【地域の市立幼稚園 2年制】での体験談です

療育園から地域の幼稚園へ ~幼稚園入園前の心構え~

私の息子は、2年間の手厚い療育園生活を終えて、地域の幼稚園へ2年間通いました

 

幼稚園と療育施設 と大きく違う事は環境や先生の関わり方だけではありません

・家庭で困ったことがあったら親が解決しないといけない

・困っていることに対して、いつでも相談出来る人がいない

・幼稚園後の療育をどこへ通わせるか、親が調べて決める

・新たな環境や療育先で新しく出会った人との信頼関係を一から作る必要がある

 

療育園では専門のスタッフが息子に合った療育を考えて下さり、手厚く対応して下さいました
また、家庭での困りごとや親の不安や悩みにも寄り添って相談にのって下さいました

療育に対する知識がなく、子供の成長に対して不安な気持ちを持つ親が
安心して息子のすべてをお任せすることが出来ました

 

でも、療育園を卒園したら、私一人で問題を解決しないといけません……

〇 直ぐに相談できる人がいない

〇 悩みを打ち明けられる人が近くにいない

これって、めちゃくちゃ不安です
幼稚園の保護者や幼稚園の先生、子供たちが、どこまで理解して下さるのか全く予測がつきません

不安だし恐いですよね

でも、親が考えて解決しないといけないことは今後もずっと続きます
手厚い支援を手放す時期が早く来るのか後から来るのか
その違いだけです

 

だから、家庭での困り感や発達の悩みを相談できる場所を見つけておく
不安な事や困ったことがあったときに気持ちの整理をすることができます

私は発達支援センターへの相談を息子が2才の時から定期的に受けていました

 

また、親身に相談に乗ってくれる療育・スタッフに出会え
幼稚園時代から小学生の今でもお世話になっています

発達専門の医師の元へも通っています

療育園で知り合った、同じ悩みを共有できるママ友との繋がりもつづけています

 

一人で抱え込まなくてもいいように、自分の本音を話せる人を見つけておきましょう

幼稚園生活を始める前の親が考える悩み

・同級生の子供たちに我が子はついていけるかの心配

・幼稚園の子に我が子はどんな風に見られるのか、いじめられないか心配

・幼稚園に通う保護者には、我が子がどのように映るのか心配

・息子に介助員がついていつことを、周りからはどのような目で見られるだろうか

・通級へ通う事を、周りの子供は不思議に思うだろうか

私は定型発達と言われる子供たちがどのような成長をしているのかを全く知らなかったので
自分の子供はものすごく出来ない子供なんだろうという不安が強くありました

また、

・自分とおんなじ境遇のお母さんがいるのかな…

・クラスのお母さんには子供のことをカミングアウトした方がいいのか…

心配事は沢山ありました

 

ですが、幼稚園生活を1年過ごした時に思ったことは

親が心配しすぎているだけで、考えすぎているほど周りは気にしていなかったし
地域の幼稚園に行って、メリットの方がめちゃくちゃ多かったです!

みんなと同じことが同じように出来ないこともありました

教室に入れない事もありました

お友達とお約束して遊ぶ事なんてできません

毎日、どのように過ごしているのか息子の口から話をすることはないので
息子の本音を知ることは出来ません

 

でも、できるようになったこともありました
すごろく遊びやかるた遊びなど、細かいルールはわからなくても、“何となく”で、輪の中にいたらお友達が手伝いながら一緒に遊ぶ事ができました

クラスの友達と共に昼食を食べる習慣や
トイレへ行くよう促されると自分で行くようにもなりました

先生が話をしている間は、椅子に着席していました(顔はよそを向いています)

これらは、私や家庭では教える事ができません

家庭や療育園にはない、幼稚園の集団の中でしか学べないものがあります

親の気持ちの方が、強くならないといけない

“気持ちを強くする”とうのは、何ものにも揺るがない強固な心を持つ

じゃなくて!

他人と我が子を比較しない強い心です

 

こども自身は毎日幼稚園生活を頑張るのみです
親は毎日子供の送迎時や行事のたびに、他の親子と毎日出会います

毎日目にする周りの子供たちの様子を見て親の気持ちが大きく揺れ動きます

良く出来る同級生の様子を見ては、我が子と比べてしまうんです

 

・「行って来ま~す」と元気よくお母さんと離れて登園する子供

・幼稚園での出来事をしっかり会話で伝えることの出来る子供

・友達とケンカしている子供
ケンカには理由があり、それはコミュニケーションであること

・難しいルールのある遊び方ができる子供

・文字を読み・書き出来る子供

・スポーツが堪能な子供

 

他人の良い所ばかり見てしまいがちです
“できる子供” は目立ちますから、そこにばかり注目してしまいます

 

でも、よ~~~く見ると、

・登園時、お母さんと離れられなくて泣いている子供

・引っ込み思案の子供

・人と話をすることが苦手なおとなしい子供

・トイレを失敗して着替えを持って帰る子供

・少人数で遊ぶ事を好む子供

苦手な部分のある子供は必ずいます

比べることは無意味です。やめましょう。

大切なことは
たった一人でいいから我が子が気楽に遊べるお友達に出会えることです

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幼稚園生活

担任との連携

担任の先生と子供の発達について連携をとりましょう

我が子が困らないようにと、担任や介助員へこうして欲しい、ああして欲しいと
欲求ばかりするお母さんもいますが

無理難題を押し付けるのではなく
苦手なところはどうしたら子供が困らないのか対処法を伝えたり

先生にお任せする所はお任せをして、より良い関係性を作ることが大事です

 

幼稚園の先生は、療育のプロではありませんし、幼稚園は療育施設ではないので
これまで療育園で受けてきたような細やかな配慮は期待できません

担任の対応が物足りなく感じる事もあるでしょう

理解をしていただけない担任にあたる場合もあります

 

定型発達の子供たちの幼児教育カリキュラムの中で、困り感のある子どもたちは過ごしますから
難しいことや、しんどくなることも多い中で
配慮に関しては担任の理解が行き届かないこともあるでしょう

 

でも、私が一番大切にしていることは

「上手くいかないことは多いけど、それでも幼稚園は楽しい」

と言って、毎日通える場所となることです

 

幼稚園へ何を求めて通うのか

・お友達を作って欲しい
・集団生活に慣れて欲しい
・集団生活の中で団体行動ができる力を身につけて欲しい
・園で遊んで体力を消耗して欲しい

様々な想いがありますよね

ただ、「みんなが行っているから」 という理由ではなく、“なぜ幼稚園へ行く選択をしたのか?” を持って下さい

幼稚園は義務ではないから、“行かない”選択だってあるんです

 

私は、多くの人にもまれて欲しい という目的がありました

子供を守ってあげたいけれど、守ってばかりでは社会に出られません
自分の意思とそぐわない行動をする人もいるし
理解してくれる人もいる、とんでもないことをする人だっている

多くの人と触れる体験をしてほしいから、地域の環境で育てる事を重視しています

 

子供を外へ出すことは、とっても勇気が必要で怖いけれど
幼稚園や学校生活は、まだまだ守られた中での生活です

介助員・通級

幼稚園の介助員は親の希望通りにつくわけではありませんでした

息子は年少時:週3日、年長時:週2日
通級は他園へ2か月に1度通っていました

 

● 1年目

介助員のつかない日は、息子が上手く過ごせるのか不安がありましたが
クラスの子供達をまとめる力のある担任の先生だったので
幼稚園生活を1か月過ぎる頃には介助員がつかない日も安心して過ごすことが出来ました

また、介助員がつかない日で
息子がどうしても教室に入れない日は園長先生がそばで見てくれたこともあります

他のクラスで介助員を必要とする園児がお休みの場合は息子についてくれたり

児童全体が園庭で遊ぶ時には、介助員が息子につかない日でも目配りをしてくれたりと
何らかの形で支援がありました

 

また、お世話好きなクラスメイトは必ずいますから、持ち物準備をもたもたしていたら
クラスメイトは手伝ってくれました

 

入園当初は不安と心配だらけでしたが、介助がいないなら、いないなりに
息子は頑張っていたのでそれはそれで良い効果でした

介助員がいたら、息子は甘えられることを分かっています

介助員がいない事で、「自分でやらなきゃいけない」環境に置く事も大事だなと思ったものです

 

●通級

自分の通う幼稚園に通級教室がないので、他園へ2か月に1度のペースで通っていました

通級では、専門の先生と息子のマンツーマンで通常の幼稚園生活を1日過ごします

自分のペースで遊んだり、制作をしたり、先生とコミュニケーションをとったり、
ザワザワした環境よりも落ち着いてゆったり過ごせる通級へ、息子は楽しく通っていましたし
私も幼稚園でのことを専門の先生と話をすることができて、心のオアシスでした

行事

 

・入園式
・運動会
・音楽発表会
・クラス発表会
・親子参観
・卒園式

などの幼稚園の行事に関しては
自分の子供はうまくできなくても、その場にいられればいい。
その場にいることがしんどいなら、無理に参加しなくてもいい。

くらいの気持ちで心構えていました

そもそも、行事なんていらない派の私です
行事よりも、平穏な毎日の生活をムリなく過ごせる事の方を重視していました

 

ところが、息子はどの行事も、とりあえず参加はできました

息子の性格が、初めての体験をすることは難しいけれど
何度も練習をしたものはパターン化してインプットされ
パターン化されたものは安心してできる性格が行事に関しては功をなしました

 

行事の当日は、多くの保護者が観覧へ来ているという、普段とは違う様子があります

それは苦手で、チックも出ていましたが
とりあえずその場に 立っている・座っている のように
他人に迷惑行為をせず、じっとしていたのでそれで マルです

 

また、周りのお友達が手を引いて教えてくれる様子もあり
「あの子優しい~」「よく気が付く子だな」「いつも、あんなふうに助けてもらっているんだな」と
お友達が自然にサポートをする様子を見られたことに感動したものです

 

カミングアウト

息子の学年で、介助員がついている子供は息子を含めて2人だけでした

介助員がついているから、息子の困り感を隠していても仕方がないので
「みんなと同じように、うまくできないことが多いから介助員がついています」と
保護者の会でカミングアウトしました

 

もし、息子が原因で何かトラブルを起こしてはいけないと思ったので
「うまく出来ないことがあること」を知ってもらっていようと思った事と

後から「何で先生がついているの?」と保護者から質問される方が面倒だったからです

カミングアウトしたからといって、何かがあるといった事は何もありませんでした

どの保護者も「ふ~ん」程度の反応です

 

日々の生活

・先生が全体に話す内容を聞き取れるのか?
・みんなが座っている時に座っていられるのか?
・みんなと同じ事をできるのか?
・行事は、親としたら完璧でなくていいからできて欲しいけど、苦手かも・・・

など、心配事がありますよね

発達障がいを持つ子供にとっては落ち着かない場・疲れる場ではあるけれど
吸収できる事が多い場でした

お友達の会話の意味が分からなくても、耳に触れているだけで刺激になるし
お友達が遊んでいる遊びを見る事で、次第に興味を持ったり
お友達の方から「これ見て」「この遊びをしよう」「こっちに来て」など関りを持ってくれようとします

 

我が子の劣等生ぶりを、落ち込んでみるのではなく

「今日は○○を学べた!」「今日は新しいお友達と遊べた」と、
プラスのイメージを持って通うと楽しくなります

できないことよりも、できていることに目を向けて過ごしてみてください

担任や、介助の先生に、できていることを質問する習慣をつけてもいいですね

友達関係

お友達はできるのか

幼稚園1年目は、息子本人が希望して友達ができる様子はありませんでした。

10月頃、クラスメイトのおとなしい女の子が息子と遊びたいと声をかけてくれました
息子と遊びたいと言ってくれる人が初めて出てきたことに、心の中で感激して泣いたわたし・・・

2人で、砂遊びなど、静かに遊んでいました

空気感のあう二人だったようで、難し会話やルールのある遊びなどしなくても
何となく同じおもちゃを使っているだけで楽しめたようです

そのお友達を通じておとなしい女の子数人と遊べるようになりました

 

幼稚園2年目、幼稚園のクラスや学年でイベントを企画してくれるママがいました

 

お花見・夏の遊び・ハロウィンなどイベントを考えて
お弁当を持って公園で集合して遊ぼうというものです

私たち親子にも声がかかりました

 

私は、声をかけてもらえたことも嬉しかったし、息子が友達とどのように関わるのか
同級生が普段どんな様子なのかを知りたくて参加しました

でも、息子は普段と違う環境で同級生と遊ぶ事はとっても苦手だった様子で
皆がシートを敷いて集まっている場へ行きたがりません

息子が来ている事に気づいたクラスメイトの子供が息子を呼びに来てくれるけれど
息子は緊張のあまり逃げ回ります

でも、公園で遊ぶ事は好きだったので皆と一緒にいることはなく、一人遊具で遊んですごしていました

 

“いつもと違う環境が苦手”

というのは、自閉症にはよくあること

仕方がないな~と、一人遊ぶ息子に付き合っていると
夕方になるにつれて友達は帰宅していき、人数が減ってきます

友達が2組ほどになると、その友達は遊び相手欲しさに息子を見つけて「一緒に遊ぼう」と遊び始めました

すると息子は、なんとなく、つかず離れず一緒に駆け回って遊ぶんです

・少ない人数だと安心する

・時間の経過で場所に慣れる

・知っているお友達だから安心した

何が良かったのかはわかりませんが、そんな理由かな?と想像していました

 

その経験から、その後何度か開催される大人数のイベントへ参加することを
息子は極端に嫌がっていたけれど
人数が少ない時間帯や、普段よく遊ぶ気の知れた人数名など限定すれば楽しく遊ぶようになりました

幼稚園に入園した頃の私の願いは、「多くの人にもまれて育ってほしい」だったから
多くの子供達と遊べたらどんなにいいだろうと思っていたんです

でも、息子は幼稚園生活の中で、一緒にいて 過ごしやすい人 と 過ごしにくい人 を感覚でつかんで
自分が 過ごしやすい人 となら安心して遊べる能力を身につけていました

 

その様子をみて、私は “息子が安心できる友達がたった一人でいいからいてくれたらいい”
と、考えるようになりました

 

振り返ってみれば、私だって沢山の人の中に入ることは苦手です
“ザ・女子” の集団は苦手で避けてきました

一人で行動する方が気が楽だし、気の知れた少人数で過ごす方が好きな性格です

 

自分が苦手な人と、無理に仲良くなる必要はありません

息子が自分で居心地のいい人を見分けられるならそれでいいし
お友達の側から息子といると気が楽だといって「遊ぼう」と言ってきてくれます

虫取りで虫好きな男子と友好が深まる

幼稚園児は、虫が大好きな男子って、けっこういますよね

・図鑑で調べたり、見ているのが好き派
・捕まえるのが好き派
・両方

息子は “捕まえる派” でした

虫取りが好きになると、大した言葉はなくてもコミュニケーションをとる事ができます

「あっちにおる!」「ここ見て!」「見つけた!」「とった~!」「大きい!」「逃げた!」

使う言葉は単純で限定されます

 

複雑な会話をしなくても、一日中外を駆け回って遊べます

私も汗だくになって、息子と虫取りをしましたし
そんなに好きでもない蝉やバッタ、コオロギを掴めるようになりました

好きな物ができた息子へ、本を見る練習や文字を目にする練習に『カエル図鑑』を買いました

砂場遊びで言葉なくても楽しむ

水・砂・棒・石 が大好きな息子

砂遊びをする時、私は大量のスコップやカップ類を用意していました

 

砂遊び、泥遊び、水遊びは複雑な会話がいりません

一人で集中して黙々と穴を掘ったり川を作ったり山を作ったりしている息子の周りには
砂遊びの好きな子供たちが「い~れ~て」と言って近寄ってきました

 

会話がなくても、皆で「川を作ろう!」と共通の目的て穴を掘ったり、水を汲んできたりして遊べます

何となく走り回っていたら鬼ごっこができる

息子は鬼ごっこのルールがよく分かっていませんでした

でも息子だけじゃなく、何となく鬼ごっこをしているお友達は他にいます

複数で鬼ごっこをしていれば、何となく駆け回って遊んでいるだけでも楽しそうでした

 

“かくれんぼ” や “だるまさんが転んだ ” は、ちょっと難しそうだったので
仲に入っていませんでした

でも、それでいいんです
自分が遊びたい遊びの時だけ仲間に入る。苦手な遊びの時はやらない
そのスタンスでいいんです

 

幼稚園の時はさほどルールに厳密でなくても、大したケンカにはなりません

鬼ごっこをしていても、トノサマバッタを見つけたらみんなそちらへ行ってしまいました

ジャンケンはできなくても大丈夫

息子はジャンケンの勝ち負けを理解できなくて、療育でも練習していました

練習してジャンケンの勝ち負けが何となく分かってきても、人によってジャンケンのスピードが違います

ゆっくりすれば息子はできるけれど、早いと出来ません

それに、2人のジャンケンはできても、5人のジャンケンを見分けるのは難しいし
時々「負けるが勝ちよ!」のジャンケンが始まります(笑)
混乱するからやめてくれ(^-^;

 

おたおたしている息子も、とりあえず何かを出しますし、後だしもあります

でも、それを悪いととがめる子供はいません

 

しっかりした性格のお友達が

「今、なに出してた?ぐー?じゃあ負けやで」

と、もたもたする息子を確認してテキパキとグループ内を仕切って勝敗を教えてくれました

 

小学校2年生ぐらいまで、正確にジャンケンをできなかったけれど
友達が勝敗を見てくれるのでとにかく “グー” と “チョキ” と “パー”の形を知っていれば大丈夫です

 

友達を我が家へ誘う

気の知れたお友達や少ない人数なら遊べるようになってきた息子と
仲良くなったお友達とは、お母さんとも親しくなったので、自宅へ友達を誘ってみることにしました

自宅だと、息子にとっては慣れた環境で緊張しないし、自分が普段使い慣れて遊ぶおもちゃばかりだから
自分の得意な遊びに友達を誘う事ができます

2~3人のお友達を誘うことから始めました

それは、息子が自分の世界に入ったときに友達が暇にならないようにするためです

私も子供たちの間に入って遊ぶ事で、安心して様子を見る事ができました

私は、人を呼んで何かを企画することが好きだったし
知らない環境で息子が辛い思いをするくらいなら
自分のテリトリーで楽しめる方がいいと思ったからです

 

人を呼ぶことは、自宅を掃除しないといけないし、準備したり
お母さんと連絡をとったり、遊び終わった後の片付けも大変です

メンドクサイ事は多々あるし、私の家事の仕事が増えてめっちゃ大変です

 

でも、幸いにも子どもたちと関わって遊ぶ経験は
この後私が開業する『こどもアート教室』業への良い練習にもなりました

息子の性格的にも、良いことばかりだった幼稚園生活

息子の性格が

・穏やかで、自分から人へ関わらない
・言葉を発することがほとんど無い

反応が薄いタイプです。だからこその困り感はありますが
衝動が激しい子供や言葉巧みな子供は、それが原因でトラブルになってしまって
大変なお母さんの話も聞きます

どちらがどう。ということはありません

 

息子の場合は、言葉の言い合いでトラブルになる事はなく
受け身タイプの性格から、息子側からトラブルを起こすことはありませんでした

 

穏やかな性格の息子だから、活発に遊びたい友達は寄ってきません

穏やかに遊びたい友達が寄ってきてくれました

 

自分だけが子育てを苦労しているわけじゃない

自分の息子が【障がい】と診断されてから
幼稚園の中では自分だけが一番つらい子育てをしていると思っていました

でも、

赤ちゃんの時に大きな手術をして、からだに傷が残っているから
その事で友達にいじめられないか気がかりに思っているお母さんがいました

小麦や牛乳の強いアレルギーを持つ子供がいました

大きな病気を克服してきた子供もいました

 

自分の子供だけが大変な状況ではなかったんです

見えない悩みを抱えている人は多く居ます

私は息子の入園当初、周りに目を向ける事ができなくて、自己中だったなと後々反省したものです

幼稚園生活を振り返ると

幼稚園生活は、定型発達の子供たちと直接触れるので、発達の差を目の当たりにして落ち込むことはあります

精神的にはしんどい期間でした

 

息子にとっては、療育園2件➡幼稚園 という大きな環境の変化で

“よく分からないけど毎日行かされている”

“よく分からないけどやらされている”

しんどい2年間だったでしょう

 

でも、振り返れば、同級生のお友達と幼稚園時代を共に過ごすことが、
我が子も、お友達もお互いの事を知ることができているだけで
今後の小学校生活にまでプラスの要因をもたらせてくれています

 

悪いことばかりでは決してないので
何事もより良く受け止めて楽しい思い出を作るほうが親も子も幸せになれます