【子供の絵画教室】子供の気持ちに寄り添ったイラストの指導とは
『アトリエいろかさね』では、子供の気持ちに寄り添った指導を心がけています
『アトリエいろかさね』主宰:リョウコ が子供たちへ接する時に最も大切にしている事は
【子供の気持ちの寄り添うこと】です
ありがたい事に教室へ来室下さる生徒さんの保護者や、私の子供のママ友達・療育子育て仲間から言って頂く
リョウコ良い所は
- 穏やかな雰囲気
- 細かい所まで子供を褒める
- 親だったらめんどくさいと思ってしまう事をしてくれる
- 子供の話を聴く姿勢がある
- 子供の質問に丁寧に答える
- 子供の行動を待つ
- 型にはまらないい価値観(みんなちがってみんないい)
- おおらかな所
・・・・なんだそうです(*^-^*)
私がこのような対応を子供達へできるのは 《自閉症スペクトラム》を持つ息子の療育子育てをしてきて培った力です
息子は
- 人が当たり前にできる事ができない
- 1つの事を覚えるために100回教えれば身につくかもしれないし、1000回教えても難しいかもしれない
のように、上手くできない息子を励ましたり、一緒に出来るようにやっていこうよって声をかけたり
今できなくても大丈夫だよって安心させたり、できるようになるまで焦らず見守ります
めちゃくちゃ根気と辛抱強さのいる子育てをしています
同級生の子供たちが、あっという間に上手くできる事がスムーズにできない息子を育てていると
上手くいかない時の子供の気持ちを汲み取る力が私の身につきました
子供の行動を急がせず・否定せず・本人の気持ちを尊重する姿勢を持つことを意識しています
絵が上手くなることだけを目的としていたら楽しみはなくなってしまう
マンガや絵画の習い事だけれど、うまく描けない時や筆が進まない時だってあります
気分が乗らなくて描く気持ちにならない時だってあります
学校で疲れていたら集中できない時だってあります
そういう時に「描きなさい」と強制して描かせることは違うよね…と考えています
「描けないな~」と言う時に、どうしたらアイデアが浮かぶのか?描く気持ちになるのか生徒と話をしながら作画するものを決めるのですが
・自分の好きなイラストを “写し絵” すると、手を動かせます
・色遊びをするだけでも、色の混色を研究できます
手を動かせば、道具に触れていることで身につくものがあります
教室を始めた頃はね、“きちんと作品を仕上げて帰って頂かないといけない” ってかたくなに思っていました
でも、絵ってその日の気分で上手くいかない時もありますし、どうしてもイメージが浮かばない時もあります
描けない時はマンガを読むことで、作家がどういう絵を描いているのかを見て技術を知ることだって学びです
教室にいる仲間の描く姿を見るだけでも、他人から学ぶ事はあります
絵が上達するためには
【技術】 + 【観察力】 + 【想像力】 が必要です
作画する技術だけを持っていても絵は描けません
物を正しく見る力や物を細かく観察する力がないと何をどう描けばいいのか分からないんです
想像力を養うにも、何気ない日常の風景を「今日の空の色は水色が濃い」
「昨日はこの場所にタンポポは咲いていなかったよね」
「いつもこの道を歩いているとすれ違うあの人の家族構成はこんな感じで…」のように、一つ一つ意識して見ることも大切ですし
想像・空想・妄想することも大切です
描く作業はアウトプットの作業
観察してインプットする作業をしないと作画に繋がらないんです
描けない時は観る学び と 想像する学びを。
『アトリエいろかさね』 は美術大学を目指す【画塾】ではないですし
【優勝】を目指すための絵の練習をしているわけでもありません
小学生の間は
- 描く事に親しみをもつこと
- 純粋に描く事が楽しい事
これが大事だと考えています
描いているうちに、子供の気持ちが成長すると「うまく描くにはどうしたらいいんだろう」という疑問がわきます
その時にデッサンや色彩構成・構図や描き方の技術を学べばいいと考えています
私は子供たちのその日の様子を観察しながら子供の気持ちに寄り添った指導をしています