何のために子供を絵画教室へ通わせる?

子供が絵を描く事が好きだから
絵画教室へ通わせようか?

でも、絵画よりも、文字をきれいに描かせたいし
計算力もつけたい、英語も習わせたいし、スポーツもさせたいから
絵は後回しだわ…

学校で点数の取れる科目を習わせた方が有益よね…

 

そんなお母さんが多いのではないでしょうか

 

  • 絵画教室へ通わせるほど子供が絵を好きなのかどうか分からない
  • 絵画教室を続けることのメリット
  • 子供が絵を描けることに価値はあるのか

 

その疑問にお答えします

うちの子は本当に絵がすき?

まず、絵は習わなくても絵が好きな子供は自分でどんどん描きます

紙と鉛筆があれば、どこでも描ける遊びです

本当に好きになれば、飽きることなく何年も続けることでしょう

 

私は5歳頃から、チラシの裏紙に絵を描き始め
小学校時代の休み時間は自由帳に絵を描く事をしていましたし
描き続ける事で、小学6年生の頃に “漫画家になる!”
と目覚めてからは更に没頭しました

 

子供自身があれこれ体験してきた中で “絵が一番好き”
と気づいたのなら、その時に習い始めても遅くはありません

 

ですが、好きかどうか分からない段階から習わせるメリットもあります

 

  • 何となく好きかも?

 

という段階の時の子供の気持ちは

「こんなカワイキャラクターを描きたくても、うまく描けないから自信がない」

「どこが悪いのか分からないから私は絵がヘタなんだと思い込む」

 

私にはうまく出来ないというマイナスイメージがついてしまって
描く事をやめる

そんなパターンになっているのではないかと思うのです

 

「描きたくてもうまくいかない」生徒さんをみていると
絵の上手なお姉さんの絵と自分を比べてしょんぼりしているのですが
私がアドバイスして上手く描けたり、褒めると嬉しそうな顔をします

 

絵には間違いなんてないんだし
最初からうまく描ける人なんていないんだから
たくさん失敗してもいい!

間違ったら消せるんだし、点数をつけるものでもないよ

そう考えて欲しいと思っています

 

子供が九九を覚える時の事を思い出して下さい

子供は覚えるまで何度も繰り返し復唱します
間違えても親は「がんばれ」って励ましながら
子供の九九に付き合いますよね

学校や家庭でみんな一丸となって覚えるための努力をします

 

でも、“絵” となると子供と一緒に付き合う事は親も難しい事が多いですね

 

だから、子供が「絵が好きかも?」という段階から習わせて
本人が本当に好きなのか
他に興味のある物があるのかを見極めればいいのです

 

何度も描いて、消してを繰り返して上達します
最初は下手があたりまえ

 

始める前や、始めて間もないころから絵に対して苦手意識をつけないで欲しいので
沢山褒めて指導しています

絵画教室で培われるもの

アトリエいろかさねでは、コミックイラストレーションを中心に教えているわけですが
イラストを描くために必要な能力は絵画と同じです

マンガだからと嫌煙されることは、随分なくなった世の中になりましたが
マンガだから描くが低いなんてことはありません!!

誰もが認める有名な絵画を描く事も
マンガのイラストレーションを描く事も作画技術はもちろん必要ですが

 

  • 集中力
  • 観察力
  • 想像力
  • 色彩構成力
  • 一人で最後までやり遂げる力

 

一つの作品を仕上げるまでにする作業は
学校では養えない力が沢山詰まっています

→ 具体的にはこちらの記事で解説しています
★ 絵を描くために必要な力とは ★

絵を描けることにどんな価値があるの?

絵で食べられる人って、ごく一部の限られた人よね
それなのに、絵を習わせる必要があるのだろうか

やっぱり、塾へ行かせた方が有益なんじゃないか

 

そう考えてしまいがちなお母さんにお伝えしたいです!!

 

今の子供たちが大人になって働く時に必要な力は
コンピューターにはできない能力を持った人が重宝される時代になります

 

暗記するタイプの学習は、Googleで調べれば答えが出ますし
情報はAIにインプットされていますよね
計算は機械がしてくれます

資格がいらない、誰でも出来る仕事はAIがこなす時代に変わります

 

英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行う
マイケル・A・オズボーン准教授の論文をご存知でしょうか?

今後10~20年で無くなる仕事があげられました

オズボーンの論文 「雇用の未来い」より 一部紹介

〇 銀行の融資担当者
〇 スポーツの審判
〇 レストランの案内係
〇 保険の審査担当
〇 動物のブリーダー
〇 電話オペレーター
〇 給与・福利厚生担当者
〇 レジ係
〇 ネイリスト
〇 集金人
〇 図書館員の補助員
〇 データ入力作業
〇 簿記・会計・監査の事務員

 

これらを見ると、資格を必要とせず、誰にでも出来る仕事は
AIが取って代わっていきますね
既に、そうなっているものも多いです

子供たちの未来には必要な能力は
人だからこそできる仕事をするために力が必要だと考えられますよね

 

絵は、人間が想像したものを描き出す作業

新しいものを生み出す作業です

これは、AIにはできません

 

この、AIにはできないものを育むものが

アートです

学校では “与えられた課題をこなす” ことをしていますが

“アートを通して自分で考えて自分を表現する” こちらの力が
令和の時代を生きる子供たちに必要なことだと私は考えています

 

絵を描く事や想像力を身につけると商品開発にもつながりますし
デザイン関係の仕事(建築・広告・商品パッケージ・ファッション・ファンシー雑貨…)
あらゆる職に繋がります

 

まとめ

親が子供へ絵画を習わせる理由としては

  • 絵が好きだから習わせる
  • 絵を上手に描かせたいから習わせる
  • 画材を自宅で使わせられないから習わせる
  • 特技を見つけてあげたいから、絵をチャレンジさせている
  • ゲームばかりするよりは良さそう

 

そんな所でしょうか

 

絵を描く能力は、
英単語の暗記のように
一つやって一つ覚えるようにスムーズにはいきません

 

スポーツと似ています

野球を習い始めたから、キャッチボールがすぐに上手に出来るわけではないですよね

何度も投げる、受けるを繰り返して、
ボールコントロールを覚えて、体の使い方を体にしみこませて、
感覚をつかんでお互いがキャッチボールを続けられるようになりますよね

 

絵も同じ
何度も繰り返し描く練習して上達するものです

 

だから、月に一度習うより
一週間に1度習う方が上達しますし
習わなくても自宅で毎日描いている人の方が上達は早いです

 

うまく描けるまでは、どれだけ描いてきたかが比例します

 

ですが、うまく描けることと

人の気持ちに訴える絵を描ける事は べつもの です

 

人の気持ちに訴える絵を描くために
“想像力” “色彩構成の力“ “表現力“ が必要です

 

これは、舞台と映画で比べると分かりやすいのです

舞台も映画も、お客さんが座席に座った定位置で、ずっと見るわけです

お客の目がカメラと考えます

舞台の場合は、場面が固定位置で変わりませんよね

でも、映画は登場人物の顔だけをアップにして撮影したり
風景を撮影したりと場面が変わる、臨場感を与える演出をしています

 

私が指導するイラストレーションは
この演出をイメージして描き出す作業と似ています

 

イメージしたものを手で作りだす作業

これは、学校では学べない力です

子供に絵を習わせて描かせることは
絵の技術を上達させるためだけではなく
他にも得られるものが多くある事を大人の方にも知って欲しいです

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