こどもアート外部教室ってどんなレッスンをしているの?
2019年からスタートした毎月一回開催しているこどもアート出前講座 「厚生館会場教室」 では
- 子供にちょっと絵を親しませたい
- 子供に絵具を体験させてみたい
- 教室に毎週通わせるほど子供が絵を好きかどうかは分からない
- 月に1度のレッスンがちょうどよい
そんな、体験型 の教室です
詳しくはこちら → ☆★☆ こどもアート外部教室 ☆★☆
【4月】 桜の木をイメージ画
新学期という事で、「桜の木」をそれぞれ立派にえがいていただきました(*^-^*)
来室する子供たちは、1年進級した嬉しい気持ちを胸に「年長になった!」 「1年生になった」
と嬉しそうに報告してくれるので、私も子供たちの成長を見る事ができてうれしい気持ちになります
さて、「桜の木を自由にイメージして描いてね」と子供たちに伝えても、普段何気に見ているはずなのに、いざ描こうとするとどう描けばいいのか分からない物なんです
私が描いたイラストや写真画像を参考に、自分が幼稚園や学校、家族で楽しんだお花見を思い出してもらいながら描く事を進めました
桜の木を描いた後は、背景を何色にするのかを考えます
それぞれに、青空や「夕焼けが好きだから夕方にする!」と、自分がイメージする空を描いていただきました
【5月】モチーフ:たけのこ
皮がついたままの生のタケノコを準備しました!
皮つきのタケノコを目にすることも
子供たちにとっては珍しいのではないでしょうか?
「タケノコは好き?」
「食べた事はある?」
と質問しながら、子供たちにまず手に取ってもらい
皮のガサガサした質感や、ケバケバした毛の手触りを実感してもらい、タケノコの皮をめくってみたり
匂いをかいでみたり、縦に半分に切ったタケノコを前に
タケノコの中身の面白さをよく観察してもらいました
【6月】 夏に向けたうちわ制作
夏に使って頂けるように、自分オリジナルのうちわをデザインする作画をしました
自分の好きなキャラクターや好きな乗り物、
可愛くお花を描きたい♪
など、子供たち思い思いの絵を絵の具で描きました
「飛行機を描きたいけど、どんな形をしてたかな?」って
好きなものはあるけど、どう描けばいいのかな?ってこと、よくあることです
私が大まかに形を描くと 「そうだ!そんな形!」と思い出してスイスイ描いてくださいました
「絵を描きたい!絵具を使ってみたい!
でも、いざ描こうとしてもどうなっていたのか思い出せないから描けない。」
そこで絵が嫌いになって欲しくありません
自宅では、お母さんもどう説明していいのか分からないし、調べる事も面倒くさいですよね(^-^;
教室では、
- 「こんなのを描きたいけれど、どうなっているの?」
- 「こんな風に描きたけれど、どうしたらいいの?」
そんな疑問を持つ子供たちにアドバイスをしていますよ
まとめ
絵を描き始めたばかりのお子様は
〇絵具を使う事がただただ楽しかったり
〇絵具の何と何を混ぜたらどんな色になる?
赤 + 青 =紫 とはいえ、絵の具の分量によって微妙に出来上がる色は違うので、その色味を楽しんだり
〇絵具を一通り使ってみたかったり
〇これを描く・あれを描くって、決められるのではなく自由に絵具を使って何かを描いてみたかったり
そんな気持ちが強いものなのです(*^-^*)
だから私の指導では、絵の具初心者のお子様にはまず 「絵具を使う事を楽しんで頂こう」という事でそれぞれ思い思いに楽しんで描いていただくようにしています
子供が絵具をチューブから大量に出して
次々と色を混ぜ合わせて遊んでいる様子を見ると大人はついつい「絵具がもったいない」って思ってしまいます
でも、子供はまず “試したい” 気持ちが強いです
最初から、「あー!出しすぎはダメだよ~」って絵具の正しい分量ばかりを指摘したり「その使い方はちがうよ~」って正しい使い方ばかりを正したり “こうあるべき” ばかりを子供たちにお伝えしていては、絵具を使う事が楽しくなくなってしまいます
子供が自分で色を混ぜたり、絵の具が余っちゃった…という体験を繰り返して、
“どの色をどの程度混ぜたらこんな色が出来上がる” って分かるようになってきますし
どのくらいの面積を塗ることに対して、どの程度の絵具をチューブから出したら無駄なく使えるのか?
って、何度も描いて分量調節ができるようになります
描き方に、正解も不正解もありません
筆がなくても、指で描いたっていいんです
だから、私はまず自分で思うままに、実験で描いて欲しいと思っています
アート体験教室では1レッスン45分の間に子供たちは
- モチーフをよく観察する事
- 絵具を楽しく使いながら使い方を少しずつ慣れる事
- 色の混色を楽しみながら覚えて行く事
- 描く事そのものを楽しむ事
これらを体験して頂けます
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