こどもアート外部教室ってどんなレッスンをしているの?
2019年からスタートした毎月一回開催している
こどもアート出前講座 「厚生館会場教室」 では
- 子供にちょっと絵を親しませたい
- 子供に絵具を体験させてみたい
- 教室に毎週通わせるほど子供が絵を好きかどうかは分からない
- 月に1度のレッスンがちょうどよい
そんな、体験型 の教室です
詳しくはこちら → ☆★☆ こどもアート外部教室 ☆★☆
【1月】 モチーフ:パプリカ
ピーマンを目にすることはあると思うのですが
パプリカはあまり目にしないんじゃないでしょうか?
食卓に並んでいる時は、刻まれていて、元の形がどうだったのかを知らない子供たちが
多いと思います
そこで、描いてもらうことにしました(*^-^*)
実際に大きなパプリカを触って、においを匂って確認しながら描きました
【2月】でたらめアート
絵具を自由に使って “絵具の混色を楽しむ” 事を重点的に描いて頂きました
でたらめとはいえ、4つ切り画用紙に描いていただいたので全部に色を塗る作業は
子供たちにとってけっこう大変な作業です
絵を描き始めたばかりのお子様は
〇絵具を使う事がただただ楽しかったり
〇絵具の何と何を混ぜたらどんな色になる?
赤 + 青 =紫 とはいえ、絵の具の分量によって微妙に出来上がる色は違うので、その色味をたのしんだり
〇絵具を一通り使ってみたかったり
〇これを描く・あれを描くって、決められるのではなく自由に絵具を使って何かを描いてみたかったり
絵の具初心者のお子様にはまず 「絵具を使う事を楽しんで頂こう」という事でそれぞれ思い思いに楽しんで描いていただきました(*^-^*)
子供が絵具をチューブから大量に出して、次々と色を混ぜ合わせて遊んでいる様子を見ると大人はついつい「絵具がもったいない」って思ってしまいます
でも、子供はまず “試したい” 気持ちが強いです
最初から、「あー!出しすぎはダメだよ~」って絵具の正しい分量ばかりを指摘したり
「その使い方はちがうよ~」って正しい使い方ばかりを正したり
“こうあるべき” ばかりを子供たちにお伝えしていては、絵具を使う事が楽しくなくなってしまいます
子供が自分で色を混ぜたり、絵の具が余っちゃった…
という体験を繰り返して、
“どの色をどの程度混ぜたらこんな色が出来上がる”
って分かるようになってきますし
どのくらいの面積を塗ることに対して、どの程度の絵具をチューブから出したら無駄なく使えるのか?
って、何度も描いて分量調節ができるようになります
描き方に、正解も不正解もありません
筆がなくても、指で描いたっていいんです
だから、私はまず自分で思うままに、実験で描いて欲しいと思っています
【3月】 イチゴの鉢植え
“ イチゴの葉っぱ ” がどんな形をしているのかを よ~~く観察して描いた後から
別の画用紙に描いたイチゴの実をハサミで切って鉢植えを描いた葉に実を実らせる作画をしました
イチゴと言うモチーフが大好きな子供たちは多いです
でも、イチゴの葉っぱって、なかなかじっくり見る事がないですよね(‘_’)
イチゴ狩りに行っても、イチゴを探すことに必死で、葉っぱなんて目もくれないと思います
だから、葉っぱのモコモコとした形を描く事を伝えながらおいしそうなイチゴを描きました
まとめ
このように、アート体験教室では1レッスン45分の間に子供たちは
- モチーフをよく観察する事
- 絵具を楽しく使いながら使い方を少しずつ慣れる事
- 色の混色を楽しみながら覚えて行く事
- 描く事そのものを楽しむ事
これらを体験して頂けます
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