「人類史上数500年に1度の変化をしている面白い時代に私たちは生きていられる」

「人類史上数500年に1度の変化をしている面白い時代に私たちは生きていられる」

 

歴史学者の磯田道史さんのお話に興味を持っています

 

歴史に興味を持ったのではなく、歴史について深く知識を得たいということでもなく、歴史学者や歴史作家など歴史に詳しい人たちは過去に生きた人々や歴史の変化を築いてきた人々の成功や失敗を数多く知っていて、それを元にどうすればよかったのかや、こういう方向に行っていたら歴史はどうなっていただろうと仮説検証をたくさんしているからこそ持っている知恵が膨大だからです

 

歴史を知るということは、先人の知恵を借りて過去の失敗を繰り返さないよう、今の時代にどうすればいいのかを考える参考資料といえます

歴史というのは新しいものが生まれたり、衰退したり、同じことが繰り返されたりするように、今起こっていることに対しての実証例が詰まっているものなんだということが40歳過ぎて分かりました(もっと早くに歴史の面白さを知っていたかった…)

 

3人の子育てをしているタダノお母さんの私ができることは限られていて、時代の先読みができる人の知恵を借りるしかありません

“時代の先読みができる人”も様々いらっしゃいますから、「自分はどう考えているのか」という軸を持つことや、「誰を信じるのか?どんな価値観で自分はありたいのか?子供たちの未来はどうであってほしいのか?」ということを考えて、自分が信じる人のいうことを実行してみることだと思っています

令和における教育の在り方とは

歴史学者の磯田さんが言う令和における教育の在り方についてもお話をされていて

  • 自分で課題を立てて調べる
  • 物をデザインしたり、ゼロから作ったり発想する

この能力を育てる授業が必要だといいます

 

多くの知識人は、現在の学校教育の在り方に警鐘を鳴らしています

それは、今の学校教育内容が【工業社会に適した教育方針】だから。

今の子供たちが働く年齢になった時代には、日本は工業社会ではなくなっているにもかかわらず、今なお【工業社会に適した教育方針】の教育がなされているからです

 

とはいえ、学校教育という長い歴史のある組織を改革することは、モノを決められない日本人の気質や国のお偉いさん方、教育方針を考えているトップの人たちが教育大改革をするにはもう不可能なんだろうと私はあきらめています

現在教育のトップの人たちは工業モデル型の日本で活躍してきた人ばかりだから自分がしてきた道が正しいと思っているに違いない人たちで構成されているわけです

それに、様々な利権や業者との絡みがあるわけで・・・

教科書や計算ドリルを完全デジタルにすると、印刷業者が潰れるでしょう
制服を廃止すると、制服取り扱い業者が悲鳴を上げるでしょう
授業を配信にして有能な先生に任せると、多くの教師たちは職をなくすでしょう

 

ちょっと考えただけでも、それらのしがらみを押し切ってでも改革しようという高齢層のお偉い方たちは教育改革するでしょうか?

教育改革できない理由が想像できてしまいます

だから、ただのお母ちゃんができることといえば、学校にすべてを期待するのではなく、家庭で教育方針を持ってできることをする。これが大切だと思っています

 

あなたは子供の教育を学校に丸投げしていませんか?

学校の成績だけで子供を評価していませんか?

学校に通っていればそれで安心ですか?

 

学校のすべてを否定するのではないけれど、学校でできることはお任せして、できないコトは家庭で補わないといけないと私は考えています

こんなに多様化した時代を生きている子供たちが、1クラス40人近くいる学校教育で、学習も躾も集団生活もすべてお任せするのはそもそも無理でしょう

先生の負担が多すぎることも見ていて感じます

子供のけんかやいじめ問題、家庭のトラブルなど、本来は学習教育に専念すべき先生が負っている負担が多すぎます

 

私は学校にすべて丸投げではなく、自分はどのように子供を育てたいと考えるのか?

を持つことや、子供が未来に役立つ教育って何だろうと知ったり考えることが必要だと思っているのです

令和時代に必要とされる人材とは

磯田さんが言うには二つ大切なものがあるといいます

  • 目的とルールが決まったものは人工知能が得意とする分野だから、目的とルールが決まっていないことを面白いと思い、人間ができることをする
  • 二つとないものを持つ人間の価値が高くなる時代になる。

誰も知らない知識、誰も持っていない希少なスキルは世界中から求められる人となる
だから、オタクであることはこれからの時代には求められる人材になりえる

 

》》あ~~、私が子供の頃にその言葉が欲しかった~~

 

磯田さんは子供の頃“古文書”にはまり、古文書が読めるようになるまでは学校に行かない。と自分で決めて古文書の解読に専念したそうです

 

》》あ~~~、私も中学生の頃、絵や漫画をもっともっと描きたいって思ってた~~
》》学校の授業なんてほとんど聞いていなかった~~~
》》学校に行かない選択もありだったのか~。考えもしなかったな~~~

 

でも、これからの時代は

子供たちが、1日中砂場で想像を巡らせて遊んでいることを許していい時代になるんです
子供たちが1日中粘土で制作をしていてもいい時代になるんです
子供たちが1日中虫取りや虫の観察をしていることが、将来役に立つ時代が来るんです

私たちが子供の頃だったらそれらのことは「将来何の役にもたたないし、そんなことで食っていけない」とされていたことが仕事になるんです

“さかなクン”のように、さかな博士になることで仕事が尽きないように、変わった人だったことが、“個性的であこがれの人“ に変わるんです

長い長い生命の歴史の中で生き残ってきた生物は【変化に対応できた生き物】

平成は400年から500年に一度の変化の時代で、令和になりその変化は加速度が増していると磯田さんはいいます

最近、本のタイトルに「2025」「2030」「2040」といった年数の付くものが売れ、様々な業種や世界に起こる未来予測が人の興味を引いているように、時代の変化が速すぎて取り残される人と先頭を切っていく人との差が大きくなり、私のようにトップについていけない人間が「どうなるの?知りたい、ついていかねば」と焦りを表しているように思います

 

「昔は良かった」「こんなにデジタル化が複雑に進んでわけが分からない」のように過去の栄光に縛られるのではなく、未来はもっと面白いんじゃないか、今よりも豊かになれるんじゃないか、という期待をもっていたほうが人生何倍も楽しめると思いませんか?

 

私たちは、変化に対応できる生き物なのだから