生徒の完成作品を評価するだけではなく作画工程も褒めます

こどものイラスト教室 「アトリエいろかさね」

絵を見る側は、完成した作品の出来で「きれい」「上手い」と評価をします

教室では、完成されたものを評価するのは当然なのですが、作画工程がどんなふうに良かったのかを、生徒が描いている様子を見ながら伝えるようにしています

どういうことかというと、

描いている側としては、描いている時は必死なんだけれど、描き終わってみると、いつも納得いくわけではなく

「う~ん、もうちょっとこんな風に表現したかったのだけれどできなかったな~」
と思うことがよくあります

また、過去の作品を見たときに「なんだこれ・・・」と、自分ができていない所を振り返ることも良くあります

 

でも、その絵を描いている時には、

  • どれだけ作品の事を考えて集中していたのか
  • 模写を的確にしようと絵を見比べたり、考えていたのか
  • キャラクターの人体を描くときに、自分が描けない所を何度も描きなおしに取り組み
  • 自分が思い描いている色を表現できるように、色選びをどれだけ悩んだり、塗り方を工夫したのか

 

などなど、作品完成までの道のりは、子供たちはよく考えています

その、完成までの道のりの中で

上手く描けない所はどうしてできないのかを考えていたところや、
作品を仕上げる前に下絵で1・2度練習していたことや、
どんな絵を描こうかを想像・構想を練っている時間が、絵描きにとってどれほど大切な工程なのか
を伝えて評価します

 

作品完成までの道のりは時間がかかったり、手間がかかるのは当然。

時間をかけた分だけ、自分の力となって得られるものは多いものです

絵を描く事が楽しい気持ちを持ち続けるためには

完成した作品を【批評】するのは画塾や絵の学校がすればいいと私は考えています

「アトリエいろかさね」では、【批評】を目的とせず、子供たちが描きたいものを生き生きと描くことが第一。

絵を描く人は、自分の内面を絵で表現しているので、内面を表現したものを批評でダメだしされると本当に心がえぐられるくらいつらい気持ちになります(私も画塾時代、美術大学時代は絵の批評が辛かった(>_<)

辛い気持ちを子供たちに与えていては、絵を描く事が辛くなって、描く事すら嫌になってしまいます

 

正しく描きたいと気が付いてきた生徒や、将来絵の仕事をしたいという意思を持つ生徒に対しては、絵の専門的なことも伝えるようにしていますが、やはり絵がお勉強になっては描く事が楽しくなくなってしまうので、そうならないよう「新しい技術を知れた!」「難しい所も描けて嬉しい!」と、気持ちがプラスに働くアドバイスをしています