マンガ・イラストの練習はスポーツと同じ
【上手くなるためにはコーチの存在がいると上達が早い】
「カワイイイラスト・カッコいいキャラクターを描きたいけれど、どう描けばいいのか分からない…」
「描いてみたけれどうまく描けない…」
上手くいかないことで、絵を描く事に苦手意識を持ってしまって絵を描く事をやめてしまったり、絵が嫌いになったりしてしまうなんてもったいない
誰だって、すぐにうまく描けるわけじゃありません
絵はスポーツと同じです
基本を習って、コツコツ練習を積み重ねて少しずつ上達するんです
だから、自分一人で自由帳に絵を描いてみて「うまく描けないな~」「なんか、可愛くならないな~」「カッコいいポーズを描くのって難しいな」という壁に当たってそこから進むのって難しいんですよね
「一人で描いていても上手くいかないけれど、それでもこんなイラストを描けるようにうまくなりたい!」
という憧れのマンガやアニメ、ゲームがあればやる気に繋がります
その「上手くなりたいけれど、どうしたらいいのか分からない。教えて欲しい」と悩む生徒さんに
『アトリエいろかさね』では私がコーチ役となって「上手くいかない所は一緒に練習しよう!」と励ましながらアドバイスを加えつつ、作画をしています
1枚絵を描いたからってうまくなるわけじゃない
テニスを例に挙げると、1時間素振りを練習したからと言って試合に出て勝てるわけじゃないですよね
①素振りを何日もやって
②実際にボールを打って
③ボールとラケットの扱いを覚えて
④ボールをコントロールできるようになって
⑤試合のルールを覚えて
⑥様々な技を練習して初めて試合へ出場します
これを絵に置き換えると
①素振り=鉛筆画を何枚も描いて基本的なデッサン練習をすること
②ボールを打つ練習=ペンの使い方の練習
③ボールとラケットの扱いに慣れる=ペンや定規、着彩画材など道具の使い方に慣れる
④ボールコントロールができるようになる=画材を自在に扱う技術を身につける
⑤試合のルールを覚える=マンガの描き方を覚える
⑥様々な技を取得する=様々な画風・マンガテクニックを身につけて作品を完成させる
という流れになります
スポーツを習い始めた時は、まずは基本の練習から始めますよね
絵も同じく、上手くなるには基礎力が必要です
コーチ役の私は生徒がどこでつまずいているのか?フォームの確認や選手の動きを傍から見てアドバイスをするそんな立場です
生徒が「上手くいかない」と手が止まっていたり、「うまく描けない」と悩んでいたり、疲れて集中力が途切れている時は励まします
描きたいイメージがあるのに、実際に描けなくて困ることってよくあります
それは、自分のイメージに作画技術が追いついていないんです
例えば
「人の手ってどうなってるの?」
「バラの花を描きたいけれど、バラの花びらってどんな形をしてたっけ?」
「ギターを持っているキャラクターを描きたいけどギターの絃って、何本だったかな?」
描きたいイメージがあったとしても “そのもの” を知らないと描けないのが絵の難しさ
そういう時、教室では画像を探して提示したり、画像を見ても難しい時には私が実際に描き方を示して見せたり
それでも難しいものは、簡略化して描いて見せて伝えています
絵を描き慣れない場合は、写真画像を用意しても、それを見て紙に描きうつすこと自体が難しいんです
上手く描けない時や、困ったときにどうしたらいいのかを教えてくれる人がいると、問題を解決することができて、満足のいく作品を仕上げることができると自信になります
生徒さんは、毎回イラストを完成させるたびに達成感を感じていて、満足気で作品を親に見せています
その光景を見ると私も幸せな気持ちになります
イラストに色を付けて完成させるまで仕上げる作画って、集中力的に大変な作業なので、自宅ではなかなかできない物です
だから、教室では作品を作り上げていく工程を積み重ねて頂いています
★ 人の目を気にせずマニアックなマンガトークができるマンガ教室
絵は点数で評価するものではない
絵は学校で習う学習のように点数評価をつけるものではないですし
私は子どもたちの自由な発想でのびのびと描かれた絵が大好きです
“上手い・ヘタ”ではなく、今のお子様の持てる能力を最大限に発揮して描かれた作品には描き手の
熱意や気持ちが絵に入ります
「イラストを描く事が楽しい」という初心者の子供へ
「デッサンがこうだからこのように描きましょう」と基本に忠実にさせ過ぎたり
キャラクターを描いていて「人間の体はこうなっていてね…」とデッサンのゆがみばかりを指摘していると描くことが楽しくなくなってしまいます
私も、小・中学生の頃は、美術的な絵画には全く興味がなくってマンガのキラキラ瞳の大きなキャラクターをいかにカッコよく・美しく描くのか!の方が大好きでした
デッサンの基本練習は、本当に面白くないので…
だから私の指導は、楽しく描くこと を重視しています
低学年のお子様は “まず楽しくカワイイイラストを描きたい” 気持ちが強いです
楽しみを知って描き続けているうちに、“もっと上手く描けるようになりたい” “正しく描けるようになりたい”
と思うようになってきます
その時に、デッサンや人体のバランスを教えるようにしています
高学年になると、正しく描きたい気持ちが育ってくるものです
「どこを意識したら上手くなるのか?」と向上心が強くなった時にはデッサンを指導すると身に入っていきます
結局基本を知っていないと上手く描く事ができないんだと、本人が気付いたときに更に上達していきます
名だたる画家だって師匠がいたし、有名マンガ家だって師匠がいた
“絵を習う” “マンガを習う”って親にとってはなかなか考えられない世界だと思います
レオナルドダビンチだって
ゴッホだって
モネだって
ルノアールだって
みんなお師匠様がいたわけです
師匠から絵を習って自分の絵画を作り上げました
プロの漫画家さんだってほとんどの方が一発目でデビューしたのではなく
有名な漫画家先生のアシスタント経験をしてから自分の連載漫画を獲得しています
英会話だって、パソコンだって、お料理だって、着物の着付けだって、インターネットにある無料の情報を使って独学で学ぶ事はできるけれど、それでも習う行為をするのは、自分の力で上手くなるには時間がかかったり、壁に行き詰ったり、成長への限界を感じるからではないでしょうか?
どんな世界でも上達するためには、知っている人・うまい人から習いますよね
絵やマンガを習う行動がマイナーなジャンルなだけで、ピアノやお習字を習っている感覚と同じだと私は思っています
絵を習いに行く事で得られるもの
絵を習いに通う事で、仲間の作画風景や生の作品を見ることは自分の学びに繋がります
例えば、自分はキャラクターを描き始める時に、顔の輪郭から描く手法だとします
仲間はキャラクターの瞳から描き始める様子を見て、そんな風に描けるの?
とささいな事でも面白みがあったり刺激があったりするものです
他人がキャラクターの髪を一本一本丁寧に描く描き方をしているけれど、自分はペンの動きを重視して勢いのあるヘアスタイルを描く事が多かったり
ペンの使い方、表現方法、色の塗り方など他人の絵の描き方が自分と違っていると、それだけで新しい発見になります
自分が使わない描き方を知ることで、自分の技術が上達するんですね
“絵の上手な先輩に憧れを持つ” “より良いライバルがいる” 環境も、絵の上達に繋がります
なにより、教室の仲間はマンガが大好きだから長時間一緒に居ても楽な存在になります
そのような、マンガ好きで描く事が好きな仲間が集まる教室を作っています
『アトリエいろかさね』のコミックアート教室は“漫画家さんのお宅に行って習っている”とイメージしていてください
そして、私がコーチとなって子供に寄り添いながら楽しめる環境を作って作画しています
★ 「アトリエいろかさね」コミックアート教室の詳細はこちら ★