今の時代「仕事が楽しくて仕方がない」 という大人はどれほどいるでしょうか
会社に行くのがしんどい。やめたい。早く定年を向かえたい・・・
でも、家族の為に働かないといけない
ただそれだけのために働くお父さんお母さんのなんと多いことでしょう
「好きな事が仕事だと幸せになれるのに」
と誰しもが思っているのに、現実としてそれをできている人は少ないですよね
じゃあ、どうして好きな事を仕事にできない人が多いのか?
それは、好きな事をするためには嫌いな事もやらないといけないからなんです
好きな事を仕事にするためには
嫌いな事もやり続けないといけないジレンマ
自分でお教室をやっているからこそ、実感しました・・・
看板を出したからってお客様が来るわけじゃありません
チラシを配ったからお客様が押し寄せるわけじゃありません
ホームページを作ったから、お客様が絶えない教室になるわけじゃありません
ちょっとやっただけで、経営が上手くいくほど甘い世界ではありません!!
一人経営は、一人ですべての業務を考えて
今まで自分がしてこなかった未知のジャンルの中で戦いに出る行動をしないといけません
自分の好きなこと。
私だったら絵を描いている行動をしているだけではお客様に知ってもらう事はできないので
ただ、自宅で絵を描いているだけでは、お客さまに来ていただけません
新しい行動を始めることや、苦手な事を継続することは人間の最も苦手とするものなんです
お教室業の先輩から 「ブログを続けると、集客できるよ!」 とアドバイスを受けるものの
まず、ブログをどうやって運営していくのか調べているだけで時間が過ぎる事にいら立ちを覚えました
「私はパソコンで調べる為に時間を使いたくない!描きたいんだ」と・・・
それでも、ブログをやらないといけないことは分かっているので、毎日1記事更新することを始めました
すると、毎日継続することの大変さに気が付きますしブログの文章をどう書けばいいのか試行錯誤の毎日でした
一生懸命書いてみるけど、自分でも「つまらないブログだな~」って分かります
じゃあ、面白いブログってどんな物かな?と、また調べたり、面白いブログを書いている人の研究をしないといけません
そのために、ほとんどの業務時間をパソコンにかじりつく日々を過ごしました
「私は絵を描きたいのに、なんでブログ研究をやってるんだ・・・」というもどかしさはマックスです
ブログに慣れてくると、次はInstagram発信にチャレンジすることもしました
自分のお教室と相性の良いツールは絶対に使うべきだからです
どのツールからお客様が入ってくるのかは分かりませんし、SNS発信を続けることが自分の実績の積み重ねとなって名刺代わりになります
Instagramの使い方が最初は分かりませんし、毎日更新しようと思っても、もともとSNSに興味のない自分だから油断したら更新を忘れてしまいがちです
自分でお教室を運営していると、分からないことは山のように出てきます
その都度、苦手な事へチャレンジしないといけないことが発生します
本を読んだり、考えたり、自分のやりたい行動以外の事に時間を取られてしまいます
これなんですよね
好きな事を仕事にするために、嫌いな事を継続することに絶えられない
だから、好きな事を仕事にせず、会社でやとわれて働いた方が楽なんです
ママがお家教室を始める人口は多いのだけれど、好きな事だけをしていても稼ぎにはつながらないからやめてしまう人口も多いんです
素人の経営ですから、軌道に乗るまで(3年)は、正直赤字です
寝ている時間以外はお教室の事をずっと考えて忙しいのに、利益にちっともつながらない
家事育児もおろそかになりがちなのに…
それなら、パートで働いて確実にお給料が入ってくる会社で働いた方がよっぽどいい
そう考えてしまいます
なぜ、続けられないのか
そもそも、人はなぜ苦手なことを続けられないのか?
だって、好きな事を仕事にしたいのであればちょっと頑張るぐらい何なんだよ!
頑張れるんじゃないか?頑張れよ!と思います
でも、頑張れない人口の方が圧倒的に多い・・・
理由は3つあります
人は、新しいことを続けることを嫌う生き物
人は変化を嫌う生き物です
現状を維持したいと思う生き物なんです
人間の体温は、平熱で保とうとしていますよね
それが普通なんです
変化に耐えられない生き物なんです
本能が変化したくないと止めに来るんです
ダイエットに例えると、1、2日目は「甘いものが食べたいな~…でも、ガマンガマン…」
3日目や1週間後には「今日は家族で外食だから、1日くらい食べてもいいよね」とか
「ランチや飲み会に誘われたから、今日ぐらいは良いよね」のように、1度食べちゃったらもういいや…
って、やめていますよね(゚д゚)!
ちょっとくらい手を抜いてもいいや…
1日くらいお休みdayを作ってもいいや…
と自分を甘やかしているうちに、「もうやめてもいいや」となってしまいます
私も、大好きなビールをやめることは出来ないし、飲む量を減らそうと思っても減りません
どんなことでも、初めてのことを続けることってキツイんです
だから、お教室経営の為にはブログやSNS発信が必要不可欠だと頭で分かっていても
1か月たつと結構キツイな~って、やりたくない気持ちが浮き上がってきます
このキツイ時期を乗り越えて継続することさえできれば、体が慣れて習慣化されます
そこに行きつくまでがめちゃくちゃしんどいんです
だから、続かなくてやめちゃう
努力の結果がすぐに目に見えて現れないから
「毎日コツコツ継続してブログを1か月続けることができた! それなのに、集客ができない…(>_<)」
1か月頑張ったくらいで、毎日レッスンが満席になるほどお教室業は甘くありません
同業者・似ているお教室業は世の中、溢れるほどあります
その中で競争してお客様を獲得する業界です
2年3年5年と、ずっと先を進んでいる同業者が、手加減してくれる業界ではありません
先を走っていく人の後を常に追い続けるのがお教室業です
自分がどれだけ継続すればお客様が来てくれるのか、ゴールは見えませんし、ただSNS発信をするだけでは集客できない、戦略を考えないといけないことが次のハードルとなって現れます
・結果がすぐに表れないこと
・ゴールが霧に包まれていること
これが原因で、継続できなくなります
失敗した時に諦めてしまうから
失敗を繰り返せば、最終的には成功へ近づきます
そんなこと分かっていても、失敗は恐いです
成功者は、数々の失敗のあと、諦めずに継続して行動や挑戦を続けているから最終的に “成功” という結果が残っているんです
今、あなたの大好きな先輩や、尊敬している先生の過去をブログなどで調べてみてください
きっと数々の経験を乗り越えて、今の地位を得ているはずです
普通の人は、たった1つやってうまくいかなかったから諦めてしまうんです
好きな事をやり続けられる力は才能です
私は子供の頃から、大好きなマンガのイラストを描いている時間は何時間でも続けられました
(休憩はしますが)
中学・高校生の時は学校の勉強が大嫌いで、授業中には自宅に帰宅したら描きたいイラストの下絵を落書きしたり、描きたいマンガのストーリーをずっと妄想している学生でした
でも、普通の人は絵を5分でも描いているだけでもつまらないですよね
私のお教室に来る生徒さんも、絵が好きとは言え1時間集中したら疲れています
でも、私は大好きだから、1日中描いたり教えることは全く苦痛ではありません
これは、続けられる私の才能です
そんな才能を誰しも持っているはずなんです
ゲームを1日中やり続ける息子をみていると、息子にはその才能があるんだと見ています
サッカーが好きとか、ピアノが好きとか、カラオケが好きとか
自分の好きな事を仕事にして生活できればみんな幸せになれるのに
私だって、経営の勉強やブログを書かず、自宅で自分の大好きな絵を8時間毎日描いているだけで生徒さんが集まることが理想です
でも、どう考えても自宅で一人で絵を描いていたって、人に知ってもらえませんよね(^-^;
人に知ってもらうためには苦手なネットを使って発信する行動を続けないといけませんでした
苦手な事をやり続ける事は決して楽ではないけれど、それでも自分の人生は好きな仕事をしながら生きていきたいという強い想いがあるから続けられます
そう。好き。だけでは継続できない
「好きな事はシュミで出来るからいいや。」となってしまいます
なぜ、そこまでして好きな事をやりたいのか?という信念や理念がないと、継続することは難しいです
「アトリエいろかさね」のお教室にかける想いと理念 ⇒ 良子のプロフィール:理念
1日10分の努力の積み重ねから始めればいい
好きな事を仕事にするためには、苦手な事を継続して克服しないといけません
苦手な事を継続するコツは、ハードルを下げて取り組むことです
例えば、コーヒーを飲みながら1日10分の読書から始めたらいいじゃないですか
1日10分を1か月継続すれば約5時間
1日10分を1年間継続すれば約60時間
積み重ねると、膨大な時間になります
気合いを入れて、「よし!今日はこの本を1冊読むぞ!」っていうやり方だと、その日限りで終わってしまいます
それよりも、1日10分の積み重ねを確実に続けているうちに、体が慣れてきて少しずつ時間を延ばせたりするものです
でも、「その10分継続が難しいの~~~」 という声も聴きます
「自分はできない」と、自己否定して精神論で終わらないように継続する方法をお伝えします
それは、【人を巻き込むこと】
私の場合は「ブログを読んでいるよ」と言ってくれる人がいることが支えで継続することができています
悩みを抱えている人がいたら、その人へ自分の考えを届けたい気持ちを込めて、ブログを書きます
自分が読んだ本を要約して解説することを会社の同僚に宣言してしまったから、読書を続けた人もいます
イベント・発表会の日程を決めてしまうのもいいですね
決めたらやるしかありませんから
自分一人で続けることは難しいけれど、待ってくれる人がいたり、人と約束をしたからこそ裏切れないという気持ちから継続することができます
自分が継続するために、ぜひ、誰かに宣言しましょう!