「思わず買っちゃった」を分析する

人がモノを買う心理

私たちが普段モノを買う時には、必ず理由があります

● 毎日食べて行くために食品を買う

● 身を守るために衣類を買う

● 雨風・熱さ寒さをしのぐために住み家を買う

 

普段は消費者である私たちですが、ビジネスをする側に立った時

普段の買い物をしながらでも

消費者目線を外して販売者目線で世間を見る視点を持つと

“どのように商品が売れるように戦略がなされているのか”

“どのようなマーケティングがなされているのか”

を知ることができます

 

人がモノを購入する時の心理を知ることで

私たちは自分の商品をどのようにお客様へアピールして販売すればよいのか?

を考えやすくなります

人がモノを購入する時に働く心理は主に

  1. 痛み
  2. 恐怖
  3. 未来

と言われています。

一つずつ解説していきますね

 

痛み

頭が痛いから頭痛薬を買う。

風邪を引いたから病院に行く。

こういった直接的な “痛み” だけじゃなく

 

家族の生活の中でエアコン・冷蔵庫・洗濯機・炊飯器・掃除機……
生活の中でないと絶対に困る物ってありますよね

なかったら困る → 困るという痛み を解消するために
私たちはモノを買います

 

恐怖

保険がその代名詞です

もし、家が火事になったら大変だから、起らないかもしれないけれど
火災保険に加入する。

旦那がケガや事故で入院したら、家族の収入がなくなって困るから
保険に加入する。

男の子は、ヤンチャでケガが絶えないから、掛け捨ての傷害保険に入りました。

これらは 恐怖が安心に変わる買い物 をしています

 

インフルエンザにかかりたくないから、予防接種に行く。

これもインフルエンザの高熱の恐怖を免れるための買い物ですね

 

未来

未来ってどういう事?

と、イメージしにくいですが、よく考えると実はこれにお金を使っていることって
めっちゃ多いです

 

洋服を選ぶ時、どういう基準で選んでいますか?

とりあえず身を守るためや暖を取るだけなら、オールUNIQLOでいいはずなんです

 

でも私たち女性は “オシャレをしたい” 気持ちが強くありますよね

自分に似合う服・自分の好みの服・自分の好きなブランドの服・今流行りの服
お出かけ用の服・汚れてもいい洋服・特別な時用の服……

と、様々な洋服を持っているはずです

それは、“その時々のシチュエーションに合わせる” と言う意味合いだけではなく

“その服を着て自分が満足したい。自分を可愛く見せたい。自分をスタイルよく見せたい”

のように、洋服を着た時に得られる幸せな未来 を得るために、商品を買っています

 

 

美容室へ行く事も、ただ単にカットしたいだけなら1000円カットで十分なんです

 

でも、わざわざ1万円以上のお金と2時間以上の滞在時間を使って
オシャレな美容室へ通うのは

“いつもと違った空間でゆったり過ごしたい” だったり

“自分一人に美容師が付き添ってくれるお姫様気分を味わいたい” だったり

“自分と話の合う美容師に髪を切って欲しい” だったり

“髪質の相談やヘアカラーの相談、ヘアスタイルのアドバイスを受けたい”

って、「髪を切る」以外のサービスを受けたいから

自分のお気に入りの美容室へ通って高い代金を支払っているんです

 

そして、新たなヘアスタイルで自分の魅力を得ることができますよね

これが “新たな自分を得る” という未来になります

 

他にも

  • シミやしわが気になるから、
    美容成分が多く含まれている化粧品を買う

  → 若々しい自分の姿を手に入れられる

 

  • お母さんが風邪を引いたら、家庭内が回らないから熟成ニンニクサプリを飲む

→ 健康的な体調を維持できる

 

  • 子供の出産で、下腹やおしりのお肉、太もものお肉が気になる

  → 骨盤矯正をすれば、スリムな体型に戻れるかも

 

  • 子供に書道を習わせる

  → 字のきれいな大人になって欲しい

 

これら、自分が得たい未来像の為に、私たちはお金を支払うんです

何でその商品が欲しいのかを考えてみる

また、安価なモノでも十分生活は出来るけれど

高価だからこそ得られる幸せを求めることがあります。

 

高級車に憧れる男性は、その高級車に乗って運転をすることがステイタスを味わえるのかもしれないし
彼女に“カッコいい俺” “金持ちな俺”をアピールしたい欲求を満たしてくれます

普通の布団でも十分睡眠はとれるんだけど、高級布団の方が “暖かくて軽くてよく眠れる”
という幸せを得るために高い布団を好む人もいます

 

ヴィトン・エルメス・シャネル…
ブランドが好きは人は、ブランドの価値を感じて商品を購入しているのはもちろんですが
その “ブランド物を持っている自分” というステイタスを得ていますよね

 

商品販売の時期・時間のタイミング

クリスマス・お正月・新生活など季節ごとの販売商戦は、素人が見ても分かりやすい販売戦略ですね

 

そこをもう少し細かく見て行くと

ネットサーフィンをしていて 「思わずポチっとしてしまった」 時って、どういう時か
思い返してみてください

 

私は自分の誕生日やクリスマスが近いと、

自分に許可を与えるハードルがグッと下がって

リック率が上がります(^-^;

例えば、普段なら絶対に買わない 【1本30グラム 4000円のシミが消える美容液】

「そういえばシミ消え美容液のCMがよく流れてくるよな~

本当に消えるんかな~」

って、半信半疑でそのCMをみていました

そのまま月日は流れ、来月私の誕生月。

「誕生日だから、いいよね!えい、自分のご褒美に買っちゃえ!」

って、クリックしてしまいます

 

ボーナス月に購入する人も多いでしょうし

夜のリラックスしている時にぼ~~っとネットサーフィンをしていてつい買っちゃったり

お酒を飲んでいる時は、気持ちのお財布がゆるんでクリックしてしまいます

 

 

納得して頂けましたか?

人がモノを買う心理

お分かりいただけましたか?

 

普段何気に買い物をしていても、

「私はなんでその商品が必要だと思ったんだろう」

「この商品を得て、どうなりたいんだろう」

そう考えるようになりました

 

ビジネス目線で、世の中のCMやマーケティングを見ると、面白いですよ

お店側の戦略だと分かっていても、買っちゃう自分がいます

 

 

文中にある、“熟成ニンニクサプリ”は、まさにドラッグストアの戦略にはまって

買った商品なんです(*^-^*)

私は体が疲れていても、今日も一日頑張るぞ!!という日に
“タウリン”配合の滋養強壮ドリンクを飲むんです

ドリンクを買いにドラッグストアへ行くと、薬剤師さんに

「同じ代金で、体の疲れが取れてカフェインで体に負担を与えないサプリがある」

ということで“熟成ニンニクサプリ”の良さをアピールされました

 

アピール内容はま、私のような子育て・仕事に忙しい

中高年女性の悩みに特化した効果が期待されると話を受けました

 

私はビジネス目線を持ちつつ、薬剤師さんのセールストークを聞き入っていました

 

●血流が良くなるので冷え性に効果がある

●血流が良くなって体がポカポカするので、快適な睡眠を得られる

●季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に、体が元気でいられる

●ドリンクはカフェインが多く入っているので、疲れている時には体に鞭を打っている状態だけど

ニンニクサプリは体に優しい

●ドリンクは1本100円。サプリも1日1粒100円。

●瓶のごみが出ない

 

などなど。

で、私は冷え性にめっちゃ悩んでいたので購入しました

 

余談ですが、ついこの前はネットショップの買い物で失敗…

私はずっと座って業務をすると腰が痛くなるので

立って絵を描いたりパソコンをしたりしています。

そんな私にピッタリの高さを調節することができる台!!

「コンパクトに折りたためて
持ち運びがしやすい形状で便利!!」

という宣伝がInstagramで流れて来て即買いしたんです

 

でも、商品は届きません(>_<)

そのCMがInstagramで再度流れてきたのでコメント欄をよく読むと

「届かない」「連絡取れない」「届いたけどすぐ壊れた」

って不評だらけ…

よく知らないお店の商品を購入する時は要注意だなって、反省しました

 


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~ アトリエいろかさね主宰 リョウコのプロフィール ~

主宰者 : 片山良子 1978年生まれ

長男:小学5年生・支援学級在籍(自閉症スペクトラム)
長女:小学3年生
次男:4歳・保育所(グレーゾーン)

3児の子育てと教室運営を両立しながら
自宅で出来る仕事を始めたアラフォーお母さんです

◇ 京都精華大学美術学部デザイン学科マンガ専攻 2001年卒

◇ 大学4年生時“京都アートスクール”にてアルバイトを1年間経験する

◇ 大学生から社会人時代に 個展・グループイラスト展を3度開催

◇ 大学生から社会人時代にマンガを投稿した作品 約20作

◇ 出版社へ持ち込み経験 『集英社』『講談社』『小学館』『白泉社』『角川書店』

◇ 2007年 地域施設で1年間小学生対象にアート教室のボランティア活動をする

◇ 2015年 ポーセラーツインストラクター資格取得

 

~ マンガ大好きマンガ漬けだった良子のお話 ~

【小学生時代】

5歳くらいの頃から マンガや アニメが大好きでした

古い記憶にあるアニメのタイトルは
「ララベル」「ミンキーモモ」「ときめきトゥナイト」

小学校時代の休み時間には絵を描く事が多い女の子
小学生時代は、毎日必ず夕方やゴールデンタイムにはアニメが放送されていて、ほぼすべて見ていました

一番最初に大好きになったマンガは 『ときめきトゥナイト』
その影響でマンガ雑誌 『リボン』を愛読

小学2年生の頃に、『風の谷のナウシカ』が公開され
その映画を見て衝撃を受けました

当時の私には内容が難しい部分が沢山あったけれど
ナウシカの世界観やキャラクターの魅力に魅せられて
マンガが更に好きスイッチが入りました

カギっ子だった私は
お小遣いを貯めて、漫画本を買って読んだり
一人で絵を描いて過ごしたり

夏休みの午前中に放送されていた「夏休みこども映画大会」
があったことで、暇な時間を過ごすことができていました

当時は、家庭にビデオデッキがまだ普及する前。

夕方にもアニメを放送していることが多く
習い事を週1回しかしていなかった私にとって
親がいない放課後時間や学校長期休暇中は
テレビやマンガ本を通して
マンガの道へはまっていく小学生時代を過ごしました

小学生時代に、すごく好きで読んでいたマンガの本は
「らんま1/2」
「ときめきトゥナイト」
「ハンサムな彼女」
「姫ちゃんのリボン」
「ねこねこファンタジー」

当時のリボンに掲載されていたマンガが中心です

 

小学6年生の頃に

“漫画家さんみたいに、絵が上手になりたい
どうやったら様々なイラストが描けるんだろう?”

キャラクターの名前を考えてみたり、設定を考えることを始めました

“マンガって、どうやって描くのかな?”

そう疑問を持ちながら、絵を落書きで済まさずに
身近な色鉛筆で完成させたイラストを描く事を始めました

また、「風の谷のナウシカ」の原作漫画がある事を知り
読むと、世界観の深さと絵の美しさに魅了されて
私の中の “か弱い女の子の恋愛世界少女漫画時代” が終わり
“強く戦う、立ち向かう女性の世界感少女漫画” が好きになっていきました

【 中学生時代 】

中学校時代は、バレーボール部に所属していました

「美術部ちゃうんかい」と、言われるのですが、
美術部では油彩やコンテ画など、マンガの絵を描けなかったので論外でした

勉強に興味がなく、授業中は
「家に帰ったらどんなイラストを描こうかな~」
というイメージを膨らませている 妄想女子 でした

自宅に帰宅すると直ぐに机に向かいイラストを描く
生活を送っていました

だから、学校の成績は中の下(=_=)

    

夜遅い時間まで私の部屋の明かりがついていることを塾帰りの友人が気が付き
「勉強しているの?」と聞かれ
「…マンガ読んでる(^-^;」と、答えていました

絵が好きだったので、描いた絵を友達に見せていました

すると、それを快く思わなかった同級生に

“絵が上手い事を自慢している”と
陰口を言われ、プチいじめ を受けたことをきっかけに
自分がマンガを描いていることや得意な事を話すことをやめました

 

でも、 将来は絶対漫画家になる!!

と熱い気持ちがあったので、学校では自分が絵を描いていることをを隠して
学校以外の時間はマンガ一色の学生生活を送っていました

 

中学1年生の頃に 「美少女戦士セーラームーン」が始まり
めっちゃ見ていました
小学生対象のマンガだったので、同級生に話すと陰口を言われることを恐れて
「セーラームーン大好き」とは話していません

漫画家:CLAMP作品と出会い、私の求めていた世界観に刺さり
大ファンに(*^-^*) 絵の影響を受けまくりました
CLAMP作品の追っかけも始まりました

 

 

【 高校時代 】

高校受験も終わり、学校以外の時間は再びマンガ漬けの学生でした

部活は ソフトテニス部。

高校には「文芸部」という、マンガや小説の部活があったのですが
中学時代に自分がマンガを好きであることを隠してきたことや
またいじめられたら… という気持ちと
マンガは家でも描けるから、家でできない事をしたいと思っていて
運動部に入っていました
(今でも時々楽しむスポーツです)

 

中学2年生の頃に
「マンガの描き方」という基礎の本と出会い、
本を見ながら独自でマンガ技法を練習を始めていました

本を見ながら、独自でマンガ技法を練習しながら
高校生の頃にはマンガの画材を集めたくて
お小遣を駆使して
つけペンやスクリーントーン、カラーインクを集めていました
画材って効果なんですよね(^-^;

カラーインク1色500円
スクリーントーン1枚300円

1色では絵が描けないのでせめて5色は集めたいけど…
スクリーントーンの種類もバリエーションが欲しいし…
でも、新刊コミックが今月は5冊も販売されるし…

お小遣いを、自分のお洒落やおやつに使う事はほとんどなくて
マンガ関連や、アニメグッズにつぎ込んでいました

 

ストーリーを考えることも始めたけれど、
1作を「終わり」につなげるまでの難しさを知りました

イラストを仕上げる事と、マンガを1作描き上げる事は
やるべき絵の技術内容が全く違います

ただ、可愛いキャラクターを描けばいいわけじゃない

学園物のストーリーを描こうとしても
「学校の校舎ってどういう形をしていたっけ?」
「階段って描くの難しな」
「何気ない街中の風景を描くって大変!」

漫画家さんって、絵が万能ですごい!
話を考えるって、すごい!
人にインパクトを与えるコマ割りって難しい!!

そんな、描き手目線でマンガの本を読むように変わり
ストーリーのあるマンガを描き始め
出版社へ作品を投稿するようになりました

↑始めて投稿した漫画の表紙
角川書店 『ASUKA』に投稿しました
評価はBクラス。

 

絵が上手くなりたい気持ちから
京都精華大学 美術学部デザイン学科(当時のマンガ専攻)へ大学進学先を決めました

私はもともと、“絵はどこでも描けるから
大学は管理栄養士資格を取得できるところへ進学しよう”
と高校時代を過ごしていたのだけれど

「でも、本当にしたい事って、それなの?ちがうよね」

と言う気持ちが強くなり、高校3年生から美術大学へ向けた勉強を始めました

 

小さいころからず~~~っと独自でマンガイラストを描いてきたけれど、
本格的に絵を習い始めたのは高校3年生

4年生の美大受験を目指すには遅すぎるスタートでした

デッサンの予備校へ行くと、みんなは中学生から美術部だったとか、高校1年生の時からデッサンを習っている人ばかり
私のように、マンガマンガしていない人…

デッサンは全然面白くなかったけれど、大学へ行くために努力するしかない

デッサンばかりで、マンガイラストが描く時間がなくて辛い…
そんな受験生でした

入試までたった半年しかない間に、どれだけ技術を伸ばすことができるのか…
スタートが遅すぎた私は

第一志望である京都精華大学の推薦入試には
《色彩構成》の課題と《意気込みの作文》のみ
デッサンが課題になかったので、推薦入試にかけました

今まで、イラストを描き続けてきて色を使う事が好きだったことが実を結んだのか
推薦入試で無事、合格!

私も両親も 奇跡!! と泣いて喜びました

 

【 美術大学時代 】

大学へ入学してからが苦労しました

同級生は、美大へ向けてデッサンを何年も描いてきた基礎ができている人ばかり

私は、その基礎経験が足りていない状態で
大学では、劣等生でした(>_<)

小さいころから学校では “絵の上手い人” だった私が
美術大学では “フツーレベルの人” になってしまったんです

衝撃と悔しさと痛烈な劣等感…

 

劣等生ではあったけど、でも入学した物勝ちです

「這い上がるしかない!」

絵の上手い同級生の良い刺激を沢山受けながら大学では
恋愛そっちのけで絵を描きまくり
人物デッサンの基礎力を付けました

 

バイトでお金を貯めて東京の出版社へ持ち込みに行ける年齢になり
何度か足を運びました
これまでに投稿・持ち込みをしてきた出版社は
集英社・小学館・講談社・角川書店・白泉社……

私にとって 東京は旅行でも観光でもなく 東京=出版社 です

 

大学には、マンガ好きな人も多いし
マンガを投稿している人も他にいたし
マンガ好きな事を話しても“オタク”と言われないから隠さなくてもいいし
作画技術のマニアックな話や
画材の使い方のマニアックな話ができる友人が多くいました

自分の好きな事を追求できる大学生時代は
好きな作家さんの原画展やサイン会などのイベントへ行ったり
自衛隊に興味もあったので、大学生向けの体験ツアーなる物へ参加したり(*‘∀‘)

 

自分のやりたいことを思うままにしてきた
人生の中で幸せな大学4年間を過ごしました

 

ご縁があり
アートスクール予備校のアルバイトを1年間経験

思い返せばこの頃に、人に教える事をしていた私です

自分の所属している大学の専門科に入学したい受験生の担当をさせて頂いたので
生徒達の必死の思いを過去の受験生時代の自分に重ねて
生徒達に合格して欲しくて、真剣に絵のアドバイスをしました

 

【 社会人→出産→育児 】

大学卒業後は、契約社員として普通に事務員をしながら
自宅ではマンガを描いて投稿する生活を、相変わらず続けていました

自分の漫画以外にも漫画アシスタントを経験してみたり

イラストレーションのグループ展を3度開催しました

第一子を妊娠中の1年間は、地域施設で小学生に絵を教える教室があり
その先生のお手伝いをするボランティア活動をしていました

    

 

そんな社会人時代でしたが漫画家デビューすることは出来ず
結婚・出産のため、
自由に絵を描く生活から離れてしまいました

自分が絵を描かない日が来るなんて考えもしなかった事です

 

自分の子供を育てる中で
「マンガが好きな子供たちや
絵の好きな子供たちに絵を教える教室が出来たらいいのにな」
漠然とそう考えるようになっていました

 

第二子を出産し
子育てのしんどさやイライラがつのる日々が続きました

子供と一緒にお絵かきをしたり、
アンパンマンなどテレビで楽しめる生活を描いていたのに
なぜそれが出来ないのだろう…

 

なんだか変…
長男の発達に違和感を感じていた結果

自閉症スペクトラム であると
診断が出た事によって私の生活は更に一変しました

療育子育てに専念する生活に変わり
“今は自分の自由を捨てる時期だ”

と、自分に言い聞かせて療育子育てをしていましたが

不安で寂しい気持ちと
私が頑張らないで誰が何とかしてくれるの?

そんなプレッシャーで毎日を過ごしていました

 

 

【 アート教室を始めるに至るまで 】

“絵画教室で子供たちに絵を教えたい”

教室を始める前はそんな 私主体 の夢を持っていました

 

息子を通して療育先の子供たちと触れる貴重な経験を重ねる中で

“言葉で自分の気持ちを伝えることが難しい子でも
色や形で自分の気持ちを表現することで気持ちを伝えることが出来る!
絵は言葉がない人でも気持ちを伝えるツールになる!
困り感のある子供たちが自己表現できる場所を作れたらいいのに”

という気持ちが芽生えました

 

息子の障がいが分かってから
普通では出会う事の無かった人たちと出会い
沢山の方から支援を受け
これまで関わることのなかった未知の世界を知ることが出来ました

それは、自分をものすごく成長させてくれる
素晴らしい経験をすることができ
息子を授かって良かったと思えるようになりました

 

息子も小学生になり、子育てがスムーズに進みだした頃

『私に出来る事はないか? 私に出来る事で行動して生きたい』

そう考えるようになりました

 

絵画教室を通して、障がいのある人も、定型の人も
当たり前に同じ空間で、同じ趣味を共有し、お互いに尊重しあえる
そんなバリアのない空間を作りたい

そんな強い想いが大きくなり
自宅で 『アトリエいろかさね』を始めることに決めました

 

今は おうち教室 という小さな空間ですが
私にできることを一つ一つ積み重ねて
長男の子育てで沢山支援を受けて助けられた恩を
アトリエに来室する生徒様を通してお返ししていきたい
という想いで運営しています