お教室業1年目に悩む、ブログ記事を毎日更新することが難しい理由と、相談を受ける悩みは 「記事にするネタが思いつかない」です
ブログ記事を更新しないといけない理由は、自分の教室が稼働しているアピールになるからです
→お教室業主催者がブログ発信し続ける理由
ですから、1日一度更新がどうしてもできなくても、できるだけこまめに更新をし続けたいものです
「でも、毎日お客様が来るわけではないから、レッスンの様子をブログに上げられない」
と、悩み相談を受けますが、ブログ記事は接客した内容だけが記事のネタではありません
お教室業を営む者は、未来のお客様に対して、お教室へ安心して来室して頂くために自分の事を知ってもらうブログ記事を量産する必用があります
その理由は単純で、お客様は、知らない人の所には行きたいと思わないからです
ただ、ブログを書いているだけで、“お客様からのお申込みが絶えない”なんて簡単な事がある訳ではありません
お教室の看板を出して、チラシを作って、ホームページを作ればお問い合わせが入るわけでもありません
世の中、同業他者・似通った業種は多くいますね
私が提供している“コミックアート教室”のサービスも、検索すればいくつも出てくるし、魅力的なお稽古事は他にいくらでもあります
数あるお教室の中から、自分のお教室を選んでいただくには、こちらから、『これでもか!』っていうぐらい
自分自身という人間を知ってもらって、自分のお教室をどういう信念や理念で運営しているのかをアピールしないと
お客様のココロには何も響かないんです
お客様が知りたいことはこの3つ
- 先生ははどんな人?
- どんな方針・どんな内容のレッスンをしているの?
- 通う事でどんなメリットがある?私は変われる?私にもできる?
3つのポイントを抑えながらブログ記事を量産しましょう
具体例をあげながら一つ一つ説明します
先生はどんな人?
自分の教室ブログまでたどり着いたお客様が知りたいことは
『先生と相性が合うかしら?』
『優しい先生かな?厳しい先生かな?気難しい先生かな?フレンドリーな先生かな?』
『初心者でも親切に教えてくれるのかな』
『不器用な自分にもできるかな』
『私が教室へ行って居辛くならない空間かな』
『自分は口下手だけど、緊張しないかな』
といった、“先生のひととなり”を知りたい気持ちと不安を解消したい気持ちがあります
プロフィール記事やご提供中のレッスンメニュー記事を作っただけでは、来室して頂くだけの安心材料には足りません
あなたの人となりが伝わる記事の具体例
・自分が普段見ているテレビ番組やYouTubeチャンネル
・好きなアーティストや漫画や本
・自分が習っている習い事
・最近観に行った映画
・家庭の話や子育ての話
・飼っている動物
など、自分の趣味や自分が普段考えている事・興味のある事・取り組んでいる事を発信して、自分がどういう人間なのかを知ってもらうための記事を構築します
自分自信の事をブログ記事にする時に注意したいことは、必ず相手にメリットのある内容を書く事です
例えば、「ランチへ行って来ました~、私はローストビーフをチョイス!お肉が美味しかったよ~」のような日記記事は読みたくありません
ランチの話を書いてはいけないのではなく、
例えば「店長自らが無農薬野菜を育てた旬の野菜を使ったランチを提供しているお店です。私は安心安全な食物を食べたいと思っているので、健康志向の方や子育て中のお母さんにはこのお店のこだわりを知って欲しい」
のように、読み手が「どんなお店なの?興味があるわ」と思ってもらえるような内容で記事を書きます
例えば好きなアイドルの話をブログに書いても良いのです
ただ、自分が好きだという熱意を書くだけではなく、同じアイドルが好きなブログ読者が「そんなコアな情報知らなかったな~、読んでよかった」と思えるような内容を盛り込むと相手に喜んでいただけますよね
「コンサートへ行ってきたので、いけなかった人の為に歌っていた曲紹介と、会場の雰囲気を私がお伝えします!」のように
自分の人となりを伝える記事は、日記記事ではなく、ブログを読んでいる人にメリットのある内容を盛り込んだ内容を書いて
量産することで、「この先生のこの一面が好き!共通する!いろんなことを教えてくれるわ♪」と興味を持って頂く発信を積み重ねます
お教室はどんな方針・どんな価値観で運営しているのかが伝わる記事
お教室業を運営する上で重要な事は、「どんな人を対象にサービスを提供しているのか」を明確に打ち出していることです
ビジネス用語でいう『ターゲット』です
例えば自分が提供しているサービスが、経験年数3年以上の中・上級者向けだったとします
そこに初心者の方からお申込みがあって来室頂いたときに “レッスン内容が難しいわ” という印象を与えてしまったら、受講して頂いている時間は気まずくなってしまいますし、そのお客様は継続して来室して下さることはないでしょう
反対に、自分の提供できるサービスが初心者から中級者向けのサービスなのに、上級者並みの腕を持っているお客様が来室してきた時には、何も教えられなくて申し訳ないとしか言いようがありませんよね
お互いの食い違いができるだけないように、「どんな人を対象にサービスを提供しているのか」を明確に打ち出しておきます
通う事での不安や悩みが解消される?メリットがある?私は変われる?
私は自宅の教室でポーセラーツレッスンと子どもアート教室を提供しています
初めて来室するお客様は、個人のお教室に入室するには勇気がいるものです
だって、自分自身がお客様の立場に立って考えると、一人で訪問した時に
「商品を押し売りされないかな」とか「興味を持てなかったのに、むりやり入会させられないかな」とか不安になりませんか?
私はなるタイプなんです
だったら、そのような事がないことを発信したり、実際に来室しているお客様の感想を掲載したり、教室の雰囲気を伝えておくことが重要ですよね
また、お客様は “サービスを受けることで自分がどう変われるのか?”や、“自分にもできるようになるのか” が気がかりです
初心者のお客様なら、細かい所まで丁寧に指導してくれるのか?放っておかれないのか?「こんな簡単な事も出来ないの?」という空気感にならないか?
という不安があります
お客様が持つであろう不安や悩みを前もって解消するために、具体的な内容のブログ記事を書いておくと、読んで頂く事で安心できますね
逆に高度な技術を提供する場合も同じく、具体的にどういった技術を教えることができるのかをブログ記事で書いておくと良いです
習う前のお客様と、習ってスキルを得たお客様の “before→after” が分かる感想文や画像があると、より説得力のあるブログ記事になりますね
お教室業の生徒と先生の関係性
お教室業はサービスを提供する内容が、たった一期一会で終わるモノではなく、継続したお付き合いになります
生徒と先生の関係性は、レッスンの内容だけで繋がるのではなくプライベートの事まで密に親しくなるものです
だからこそ、レッスン時間を有意義に過ごすためには、お互いの関係性が良好であることが大切です
有意義な時間を過ごすためには、まずはこちらから「自分という人間はこんな人間ですよ」という情報を提示して、お客様に「この人と一緒に居たら楽しそうだわ♪」という安心を与えて自分を好きになってもらいましょう
自分を好きになってもらいたくても、ブログ記事がたった1記事…10記事では、とうてい自分を好きになってもらえないことは想像できますよね
「申し込みをするまで半年間迷っていました」「実は1年間ブログを見ていました」そんなお客様と出会えますから、未来のお客様から自分のお教室にお申込みを頂くためには、コツコツブログ発信を継続することで自分を好きになってもらう努力を惜しまない事です