子供の成長・発達を信じる事が大切です

療育子育て

親が子供を信じることで成長・発達します!

今ではそう、自信を持って信じることができます

過去の自分に子供の成長を伝えてあげたいです

過去の辛い思いをしていた自分に、そう声をかけてあげたいです

だから、今
療育子育てを始めたばかりのお母さんや
困り感を持つ子育てでしんどい思いをしているお母さんに
伝えます

 

大丈夫
子供は育つ
今の状況が一生続くわけじゃない
人よりゆっくりなだけ

 

 

息子が“中~軽度の知的障害を伴った自閉症スペクトラム”
と診断が出た1年目の頃は毎日の生活がしんどかった

その理由は

将来が見えない不安

いつになったら自分で着替えをできるの?
いつになったら自分で食事をとれるの?
いつになったら「ママ」と言ってくれるの?
いつになったら手をつないでくれるの?

いつになったら…

どんな大人になるの…?

 

第一子の子育てってことでも分からないことだらけなのに
障がいだなんて…

言葉の通じない息子をどのように育てたらいいのか
どのように教えてあげればいいのか分からないことだらけで
不安しかありませんでした

 

過去の自分に教えてあげたい

息子の気持ちを考えてみて
息子はこの世の中が
なにが何だか分からない赤ちゃんの発達のまま
体が大きくなってしまったんだよ
不安でパニックになるのは仕方ない事なんだよ
お母さんの気持ちが辛くても
子供はお母さん以上に不安なんだよ

って。

 

なぜかというと
息子が小学生になってから発言したことば

「〇〇園(療育園)の時、僕は赤ちゃんやった
その前の事は知らん」

と言いました

その言葉を聞いて
納得できるものがありました

走ることができる赤ちゃん
登ることができる赤ちゃん
体だけ成長してしまった赤ちゃん
息子の心が赤ちゃんなら
幼少期の行動がめちゃくちゃだったことが納得できる

 

自分ばかりが不幸で不安だとしか考えていなかった私の過去

療育先との契約時に職員から言われた言葉は
「大人になったときには“ちょっと変わった人”ぐらいになりますよ」
でした

私にはその意味が全く分からず
ちょっと変わった人というレベルまで育つのかさえ
イメージできませんでした

一般的にイメージする障がい者の
概念しかなかった事が原因です

 

とにかく、すがる思いで療育を受け
発達支援センターへ通って家庭療育の方法を学び
発達に関連した本を読みあさり
まずは地域の幼稚園へ入園させたい気持ちで息子と関わってきました

 

恵まれた療育施設で療育を受け
地域の幼稚園へ入園する進路決定をしました

 

地域の幼稚園は、当然一般の子供の集団ですよね

その集団の中でお友達と触れ合う事が
息子にとって良い刺激となる事を期待して通いました

幼稚園へ通い始めた頃は
当たり前のように親子で会話する定型発達の同級生を見て
その成長に驚いてばかりいました

 

同級生に発達面では追いつかなくても
差が開かないでほしい

小学校へ向けて、同級生と同じ進路をたどらせたい
「あれもできない」「これもできない」
と、息子と同級生とを比べ続ける自分がいました

 

ある時
「みんなと同じようできなかった」と、
常々子供のマイナスなところを指摘したり
子供の前でがっかりした表情を見せるお母さんがいました

そのお母さんが「はあ…」とため息をつく姿を客観的に見た時に
私もそんな表情を息子にしているのだろうか
その表情は子供へ向けてはいけないものだと強く自分を反省しました

親の不安な気持ちは子供の自信を無くします

 

「今は出来なくても、出来るように練習しようね」と
我が子は必ず出来るようになる!
出来るように育てる!

そう、信じることにしました

 

子供と向き合って療育子育てをしてきた結果
身辺自立し、時間を理解し、カレンダーを読めるようになり
一年間の概念が身につきました

お友達と遊べるようになり
学校へ自主登校で毎日通っています

留守番ができるようになり
近所のお店へ買い物をするスキルが身につきました

自転車で地域内の移動ができます

電車に乗る練習をして、療育先へ電車で通うスキルが身につきました

 

過去の私には想像できなかった当たり前の生活を送れています

これからも、できる事が増えるようになる!
そう信じています

 

子供の成長を 信じる事 大切ですよ

 

良子のプロフィール

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